「エイサク飴」必ず復活 大船渡、青果店で再開 | 野菜人

「エイサク飴」必ず復活 大船渡、青果店で再開

大船渡市三陸町綾里で約80年にわたり名物「エイサク飴(あめ)」を作り続けてきたチダエー商店は、津波で綾里漁港近くにあった店舗兼工場が跡形もなく流された。「お客さんからの要請もあるし絶対に復活させないと」。ファンの声に後押しされ、2代目の千田昭夫さん(67)は再起を決めた。自宅近くに14日、これまで飴と共に販売していた野菜などを売る仮設店舗を開店。飴作りは今秋の再開を目指す。

エイサク飴は柔らかい口当たりで、どこか懐かしい味わい。創業者の故栄作さんの後を継いだ千田さんが試行錯誤を重ね、昔ながらの味はそのままに販路を拡大、全国にファンを増やしていったが、3月11日以来「幻の味」となったままだ。

綾里にある自宅も被災した千田さんは現在、同市立根町の借家で生活。綾里を離れた隣人から土地を借り、修理中の自宅近くに約50平方メートルの仮店舗を建設した。「綾里のみんなに便利なように」と従来取り扱っていた青果に加えて食品や調味料なども新しく並べ、14日再スタートを切る。

出典:岩手日報