可搬型の植物工場を開発 信大、リンガーハットに納入
信州大学は13日、同大が考案した40フィート冷凍コンテナを活用した植物工場「コンファーム」の可搬タイプを開発したと発表した。栽培を中断せずに通常のコンテナ用トラックで移動できるのが特徴で、このほど1台をリンガーハットに納入した。併せて、これを機に同社とハーブなど機能性野菜の溶液栽培に関して共同研究に取り組む計画も明らかにした。
可搬タイプはコンファームを開発した谷口彬雄名誉教授らのグループが仕様を策定、植物工場ベンチャーのアグリウェーブ(上田市)が設計・製造した。従来の据え置きタイプではコンテナ外部に飛び出していた空調機器などを内部に収めて道路交通法に適応させたほか、坂道や凸凹道でも溶液がこぼれないよう水耕栽培システムを改良したという。
大きさは長さ約12.1メートル、幅約2.4メートル、高さ約2.9メートルで重量は溶液を含めて約7.5トン。価格は1600万円。光の波長や二酸化炭素(CO2)濃度などを最適に調整することで「レタスなら1日あたり最大で20~30キログラムを収穫できる」(アグリウェーブ)。
すでにリンガーハットの商品科学研究所(佐賀県吉野ケ里町)に搬送・設置。デザートの上に乗せるハーブの一種「チャービル」の実験栽培に乗り出した。信大繊維学部(上田市)で同日会見した同社の米浜和英会長兼社長は「『コンファーム』での実験や信州大学との共同研究を通じ、栄養成分に特徴のある機能性野菜の開発・自社生産を強化したい」と述べた。
一方、谷口教授は同日の会見で「今回納入した移動型を一つのモデルに、『コンファーム』を災害時にも役立ててもらいたい」と語った。
出典:日本経済新聞
可搬タイプはコンファームを開発した谷口彬雄名誉教授らのグループが仕様を策定、植物工場ベンチャーのアグリウェーブ(上田市)が設計・製造した。従来の据え置きタイプではコンテナ外部に飛び出していた空調機器などを内部に収めて道路交通法に適応させたほか、坂道や凸凹道でも溶液がこぼれないよう水耕栽培システムを改良したという。
大きさは長さ約12.1メートル、幅約2.4メートル、高さ約2.9メートルで重量は溶液を含めて約7.5トン。価格は1600万円。光の波長や二酸化炭素(CO2)濃度などを最適に調整することで「レタスなら1日あたり最大で20~30キログラムを収穫できる」(アグリウェーブ)。
すでにリンガーハットの商品科学研究所(佐賀県吉野ケ里町)に搬送・設置。デザートの上に乗せるハーブの一種「チャービル」の実験栽培に乗り出した。信大繊維学部(上田市)で同日会見した同社の米浜和英会長兼社長は「『コンファーム』での実験や信州大学との共同研究を通じ、栄養成分に特徴のある機能性野菜の開発・自社生産を強化したい」と述べた。
一方、谷口教授は同日の会見で「今回納入した移動型を一つのモデルに、『コンファーム』を災害時にも役立ててもらいたい」と語った。
出典:日本経済新聞