＜査定をしてもらう時のポイント＞車内のニオイはできるだけとろう

車の「ニオイ」というものは自分では意外と気付かないものです。

でも車のニオイは査定の際に私たちの想像以上に大きい影響をもたらすと言われています。

自分が中古車を選ぶとき車内に座ったらニオイのする車をどう思うかを想像してみれば、ニオイをとることの大切さがよくわかるでしょう。

密閉されることの多い車内のタバコ、ペット、香水、芳香剤、などのニオイは査定において大きいマイナス評価に繋がります。

査定を受ける前には必ずニオイ対策を講じましょう。

現状より少しでも車内のニオイが取れるように努力することが査定ダウンを防ぐことになります。

具体的なやり方としては、芳香剤などでニオイを誤魔化すのではなく消臭剤・脱臭剤などでニオイを根っこから絶つようにしましょう。

ニオイ対策のための消臭グッズはオートバックスやイエローハットなどのカー用品店で気軽に手に入ります。

いうまでもないかもしれませんが脱臭は必ず車内清掃を済ませてから行いましょう。

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＜査定をしてもらう時のポイント＞大きなキズ・凹みは修理しない

買取業者は自社工場などでキズ、へこみなどを一般のオーナーよりもはるかに安く修理できることをご存知ですか？

査定前に大きなキズ・凹みは修理しない方がよい理由はこのためです。

大きな傷や凹みなどはマイナス査定になるのは確かですが、オーナーによる修理代が高額になる場合、その修理代全てが査定に上乗せされることは期待できません。

知り合いの工場などで格安で修理できる場合は別かも知れませんが、一般的には大きな修理は行わないで査定を受けた方が結果的には得になるというわけです。

腕に覚えのある人の場合、多少の小さい傷であれば市販のタッチペンやコンパウンドなどで自分で補修するという選択肢もあります。

ただし作業に慣れていない場合は、やりすぎで傷を大きくしたり目立たせてしまう心配もありますので、これはあくまで自己責任で。

また、車両保険をつけている場合は自動車保険を使って修理するという方法がありますが、翌年度以降の等級に影響するということもあるので、どちらがお得なのか保険屋さんに相談してみるのもいいでしょう。

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＜査定をしてもらう時のポイント＞車検切れ前でも車検を通さないほうがよい

車検の残り月数による査定上の加点（日本自動車査定協会が定める基準）は、車種クラスⅣ（フィット、ヴィッツなど）の場合で月平均1.8点（1点＝約1000円）になっています。

新車で購入した直後の36か月残の場合は56点の加点、車検残期間が3か月になった時点から加点はゼロになってしまいます。

ですから車検の残期間が長いほど査定額がプラスになるのは事実です。

だからと言って車検を通してから査定を受けた方が得かどうかは別問題です。

車検切れ間近の車を車検を通して、査定以上の加点の違いは最大50点（５万円）程度にしかなりません。

ユーザー車検を行う勇気があれば別ですが、普通３年目に入った車の車検をこの５万円より安い費用で行うのはかなり困難でしょう。

査定前に車検を通しても、費用に見合う査定額アップは期待できないというのが現実だといわれているのはこのような理由があるからです。

現実に、買取業者は自社工場の整備などで安く車検を通すことができ、オーナーが支払った車検費用（法定費用・整備費用・手数料）が全額査定に上乗せされることはまずありません。

なお、車検切れの場合でも、現在では大方の中古車買取店で査定・買取りを行っていることも知っておいた方がいいかもしれません。

車検切れで車を動かせなくても、出張査定をしてもらうことができます。

車検切れの車に乗っていると道路交通法違反になりますので、くれぐれも車検切れのまま買取業者などに運転して行くことのないようにしてください。

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