車検の残り月数による査定上の加点(日本自動車査定協会が定める基準)は、車種クラスⅣ(フィット、ヴィッツなど)の場合で月平均1.8点(1点=約1000円)になっています。
新車で購入した直後の36か月残の場合は56点の加点、車検残期間が3か月になった時点から加点はゼロになってしまいます。
ですから車検の残期間が長いほど査定額がプラスになるのは事実です。
だからと言って車検を通してから査定を受けた方が得かどうかは別問題です。
車検切れ間近の車を車検を通して、査定以上の加点の違いは最大50点(5万円)程度にしかなりません。
ユーザー車検を行う勇気があれば別ですが、普通3年目に入った車の車検をこの5万円より安い費用で行うのはかなり困難でしょう。
査定前に車検を通しても、費用に見合う査定額アップは期待できないというのが現実だといわれているのはこのような理由があるからです。
現実に、買取業者は自社工場の整備などで安く車検を通すことができ、オーナーが支払った車検費用(法定費用・整備費用・手数料)が全額査定に上乗せされることはまずありません。
なお、車検切れの場合でも、現在では大方の中古車買取店で査定・買取りを行っていることも知っておいた方がいいかもしれません。
車検切れで車を動かせなくても、出張査定をしてもらうことができます。
車検切れの車に乗っていると道路交通法違反になりますので、くれぐれも車検切れのまま買取業者などに運転して行くことのないようにしてください。
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