岡田が水筒やらなんやら取ってくるって言って1回自分の席に戻るとスっと剛が俺に近付いて、
「お前軽いな」
てボソッっと言った。
「ちが...ッ!」
俺が勢いよく振り返ると、
剛の腕には俺の大好物のキャラメルクロワッサンがあって一瞬固まる。
「あぁ、これお前のためになんて思ってたけど、いいわ。女子にあげてくる」
「ご、ごお。まって「健く〜ん!」
ぬああ゛〜!オ!カ!ダ!!
「お〜岡田、こいつ、お前に気あるみたいだから。気あるやつにお弁当作るのこいつの癖。よかったなぁ!」
って岡田の肩に手を回してバシバシ叩く。
いやいやいや、
勘違いすんなこれは剛のために
剛を想って作ったお弁当なのに、
でも岡田のあの反応を見てしまったら
前言撤回できる訳もなくて、
この日俺は初めて剛以外の男子と飯を食った。
やっぱり、何かが違かった。