ここからは、高校生以降で学ぶ「化学」という分野につながることを学んでいきます。化学は物質を細かく分解して、その性質を研究する学問です。ですから、世の中に膨大にある物質を、共通の性質に着目して区別することも必要となります。

例えば、砂糖、食塩、デンプンを考えてみましょう。見た目はどれも白い粉なので、どれがどれだか分かりません。ここで、物質の区別の問題が出てきます。区別するひとつの方法として、なめてみる、というのも手ですが、もしこの粉が体に悪いものだったら危険ですよね。安全、確実に区別するには工夫が必要となります。


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そこでまず、この3つを水に溶かしてみます。砂糖と食塩は溶けますが、デンプンは溶けません。この性質を知っていれば、まずどれがデンプンか分かります


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さらに、こんどは3つを熱してみます。すると、砂糖とデンプンが黒くこげます。前の実験と合わせて考えると、3つすべて粉がなにかが分かります
さらに、こんどは3つを熱してみます。すると、砂糖とデンプンが黒くこげます。前の実験と合わせて考えると、3つすべて粉がなにかが分かります。



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