毎年、世界で一番売れている本は今でも聖書、バイブルだそうです。


日本で最近、村上春樹さんの新書が発売されて話題になりましたが、


日本で初めてのベストセラーは明治時代に福沢諭吉が書いた「学問のすすめ」だそうです。




「学問のすすめ」には有名な一説に「天は人の上に人を造らず。人の下に人を造らず。」とありますが、


人間には上下は無く、みんな平等であるということですね。




そして、この一説には続きがあります。





「されども今、この世間を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、


貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違があるに似たるはなんぞや」とあります。





福沢諭吉も人間はそもそも、みんな平等なはずなのに、何でこの世は良い仕事で人を幸せにする人もいれ


ば、人の幸せを奪うものもいるのか、お金持ちの人もいれば、そうでない人もいるのか・・・。




こうした世の中の現状を見た福沢諭吉はその原因を学問の力であると悟り、



「人学を学ばない者は愚人(愚かな人)になり、学ぶ者は賢者になる」とし、


学問をすることを推奨するため、この「学問のすすめ」を出筆されました。






よくダイヤモンドに例えて言われることがありますが、ダイヤモンドの原石は普通の石とさほど、


変わりません。しかし、何度も何度も磨いていって初めて、人を引き寄せる輝きを自ら放つようになります。


ダイヤモンドで言う何度も磨くことが、人にとって学問を学ぶということでしょう。





大金を手にしても使って しまえば、消えてなくなりますが、学問から得た知恵は一度、身に着けると


決してなくなることはなく、子供や友達にも教えてあげることができます。


一度きりの人生を悔いのないものにするためにも、学問をする時間を大切にしていきたいですね。