最近本当に悩みます。(私は次期2代目です)
今は知識の蓄えと設計スキルを磨くことを考えているので良いのだが
仕事をするのだから、ただ図面を描くのだけではなく儲けを出さないといけません。
会社も本人も。(社員は給料で還元してもらう)
自分一人で使える時間をずっと平均的に仕事を受注するのは無理。
そんなに都合よくお仕事いただけません。
社員を雇っても、キャドオペに計画するのは無理があるので、自分なりが計画をして指示をしないといけません。
また、計画・指示をすると自分で図面書く時間が取れない。
計画と作図の両方が出来る人って本当に少ないです。(社員を募集してもまずそんな人きません)
1から育てるもの本当に大変。
恵まれていることに、私の勤めている会社は、仕事はたくさんありますが人手が間に合っていません。
信頼する外注に頼むのも限界があります。
自分で計画出来ないまま、また大した知識もないまま5年位のペースで設計事務所を転々とする。
中途採用だとなかなか面倒見てもらえないので仕事が滞り、本人も経営者もストレスがたまる。
図面が間違いだらけ。納期に間に合わない。それを人のせいにする。
そんな人が実に多いこと。
建築設計者として最低限のこと。
それは早く自分が一人前の仕事をこなせるようになり、自立する。
そして下の人を育てる。
仕事は勤めていた自分を信用してくれる事務所からもらい、後は自分で営業して新規開拓する。
商才があり、仕事をこなせる量を超せば自分が育てた外注先に出す。
経営者本位の考え方だと思う人がいるかと思いますが、中途半端な人に多くの給料を払えません。
従業員、経営者、自立した人とそれぞれの立場で健全な報酬をもらうためには、信頼できる協力事務所のネットワーク作りが必要です。