まずは、ヤマハの油圧クラッチ車はレリーズからのフルード漏れが発生しやすい様に思います。
実際、何台直したか記憶が無い位にやってます。
レリーズを外して外側を洗いましたが、中はグチャグチャ…。
綺麗に掃除してシールを新品にします。
あまり綺麗になってる様には見えませんが、かなり綺麗になってますよ(⌒-⌒; )
シールワッシャーは再利用する方も多いですし、多分再利用しても漏れないとは思いますが私は安い部品なので必ず新品にします。
本当は何度も手洗いするのも面倒ですし、年々歳のせいか洗って汚れが落ちなくなってきてるので薄手の手袋をしたいのですが、手元が狂うので素手でやっています…。
レリーズは完了しましたが、マスター側も怪しいのでマスターもOHします。
感触が悪かった割には良い状態に見えます。
その後、新品ピストンキットを組んでフルード入れてエア抜きして完了しました。
フロントブレーキもキャリパーピストンの動きが悪く引きずり気味でしたのでキャリパーOHとパッド交換です。
スミトモMOSキャリパーは良く考えて設計されてますね!
整備には特殊工具が必要ですが…
キャリパーピストンは汚れてサビ始めてます。
こうなると掃除してピストンを押し込んでもサビでシールが傷付きフルード漏れの原因になります。
掃除してサビ除去して磨きました!
その後、シールを交換して押し込み完了。
組み上げて試運転したらOKです。
他店、ネットで購入されたバイクも修理致します。