18世紀フランスの物語.


小さな船に客を乗せて働く兄弟がいた.

ある日、一人の男性が釣りをしようと、その兄弟の船に乗り込んだ.男性は上等な服を着ていかにも紳士といった様子.彼は暫く釣りを楽しんでいたが兄弟が仲良く働く様子を見て彼らに少し興味を持った.


紳士は言った.


「君たちのように喧嘩もせず仲良く働いていれば、なかなか儲かるだろ」

兄弟は淋しそうな顔をして言った.


「私たちは朝早くから夜遅くまで働いています.おかげさまでいくらかは頂いています...」


続けて言った.


「ですが、貯めることはできないのです」


紳士は理由を聞いた.


「父は貨物船で働いていましたが南の国で海賊に襲撃され荷物を奪われただけでなく父も奴隷として売られてしまったのです.父を助けるために莫大な身代金が必要なのです」


紳士はお父さんの事を色々聞いて帰っていった.

兄弟たちは変な客だと思っていた.


そして1か月後


兄弟の家に何もなかったかのように父が帰ってきた.

父は言った.


「誰かが身代金を払ったらしいのだが心当たりはあるか?」


兄弟は紳士の事を思い出した.




兄弟と父は必死になって紳士を探した.

結局名も知らぬ男性を探し出すことはできなかった.



時は流れ、一人の偉大な哲学者.法律家が亡くなった.

三権分立論を唱えたことで知られる人物.

遺品の中には日記があった.

釣りで知り合った兄弟の父を身代金を払って呼び戻したことが記されていた.


彼の名は、




シャルル・ド・モンテスキュー







今日のOFFも恒例ではないがスタバでアイスコーヒーを満喫した.


今日のオリジナルは、いつもと比べ苦めが主張されていた.


新作の豆を挽いてもらった.

どうやら、挽き方に特徴があり、強い苦みを持つ特徴があると、店員さんが饒舌に説明してくれた.

「1週間以内なら美味しく頂けます」

、と笑顔で言われても1週間で飲みきれる量ではない(笑)



そして気になっていた新作のカップを奮発した.



インナーカラー:グリーン


そして購入の引き金になった重み.

これは驚きだ.


こんなに重みのあるカップ....

そして..


こんなに高いカップを買った記憶がない(笑)ハハハ......






残り休みの日を、満喫したいと思う.



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