1月7日はロシア正教のクリスマス
というわけで一番下に以前まとめたブログを置いておきます。
毎年同じ記事をリブログしてるので、新出のクリスマスの話も書いてみよう。
として、脳が「締め切り間近の物をなんとかしなければ!」になってしまい
ブログを書き始めて12年ではじめて、途中で「こりゃあ、いったん切り上げよう」になりました。
頭の中を漂う情景をまとめることが何よりも自分の気力を復活させてくれるのですが
復活するために使う燃料が足りないという状況に
なるほど、こういうこともあるのか、新鮮だなぁと浸っています。
新卒で中国の語学院で働いていた時にクリスマスに見た風景について書こうとしてました。
海辺の町で肌に刺さるような寒さの風が吹く中を
真っ赤な灯篭が空を飛んでいく
親切な学生に連れられて歩き
そのころ自分がやった授業のことなんてほとんど覚えていないのに
腕を組んで歩いてくれた彼女のダウンジャケットのピンク色と、灯篭が綺麗だったことはずっと覚えている。
といった内容をまとめたかったんですが
ああっ
今はもうただただ締め切りに間に合いたい……
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以下のブログのリンクですが
読み返してみて「一体何なんだろう…」って一番思うのが、日本語教師仲間が赴任地に遊びに来た時に書いたやつで
「僕が村上春樹になりきって書いたエッセイ(教材)の穴埋めをしてみて」という、頭の中に「?」が100個くらいできるタスクを課され
真冬に「森に行こうよ!」され、寒い中歩かさせられ
トラブルに見舞われても取り乱さず飄々として帰っていくってだけの話なんですが
一体何だったんだよ?!って何度思い出してもに笑ってしまいます……
駅で見送った時に「来てくれてありがとう!」と言ったら
「湿っぽいのは苦手でね、また白夜の時期にでも来るよ」と言って結局来ませんでした。
帰国して共通の知り合い皆に「よくあの人と2日間も遊んでいられるね…」「え?森に…ウワァすごいね…」言われた時は
白夜の時期になったら来るって言ったのに来ないのか~チェッって思ったことを言い出せませんでした。
この文章を書きながら
めちゃくちゃ寒い運河沿いを歩きながら、ロシア語が上手にならないと凹んでいたら
「僕はさっき(お洒落な老舗喫茶で)ミルクが欲しくて、マラコーと言ったのに全然伝わらず美しい女性の店員さんに舌打ちをされ睨みつけられたよ。軟音が足りなかったのかな、молокоも言えない自分を認めて低姿勢に発音してやっともらえたんだけど、外国語学習ってのはミルクをもらうのも一苦労だね」と言われ
なんか訳が分からないけど、励まそうとしてくれてるんだな、ありがたいなと思ったことを思い出しました…
思い出って人生を照らしてくれるなぁなんてことをちょっと思います。