神戸市中央区の旧異留地・海岸通りにちょいと不思議なビルがある

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古い格式高いビル4階の上にミラーガラスのビルが乗っている
このビル・海岸ビルは旧三井物産神戸支店として建てられた
鉄筋コンクリート造5階建てのビルだったが
阪神大震災の後、4階までの外壁を保存利用し15階建てのビルにしたそうだ
つまり15階建てのビルの4階までを昔のビルの外壁で囲った建物である

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この海岸ビルの設計は河合浩蔵、竣工が大正7年(1918年)
この河合浩蔵の設計した同じ名称”海岸ビル”が同じ”海岸通り”にもう一つある
写真の海岸ビルは「NOF海岸ビル」が今の正式名称らしい


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入り口建具も当時の物と思われる
右の海岸ビルのプレートは当時のものだろうか?


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直線的なラインと中央の曲線のバランスが心地よい
正面入り口横や窓の横に付けられた四角の装飾・キーストーンの
絶妙な大きさとレイアウトが妙に魅かれる

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神戸市営地下鉄のみなと元町駅に使われた旧第一銀行神戸支店も
旧外壁を有効利用した例だが
こちらの海岸ビルのように外壁を再現し
中身はまったく別のビルのほうが
土地が有効に使えていいのではないかと思う

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設計者河合浩蔵による作品には神戸地裁がある
こちらは竣工が明治42年のレンガ造2階建てだが
こちらも外壁を保存する形で6階建てのミラーガラスのビルになっている