かもめ食堂とめがねを再度レンタルした
どこがどうとは言いがたいが気になっている
続けて2本観たら何か分かるかと思いそうしたが
昨日はめがねを観ただけに終わる

かもめ食堂ではマサコのトランクは空港で行方不明になるが
めがねではタエコは自らトランクを道の真ん中へ置き去りにする

タエコがハルナにマリンパレスまで送ってもらう車の中で
「随分大きな荷物ですね」とハルナ

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「とりあえず必要なものだけ持ってきたんですけど・・。」と答えるタエコ
「必要なもの?」
「読もうとしていた本とか・・」
「でもここでは読めないでしょう?」
この島で必要なものなんかないと言いたいのだろう

その後マリンパレスから逃げ出しトランクを引きずってハマダへ帰ろうと
1本道をとぼとぼ歩いているとサクラが自転車で迎えに来てくれる
そこでトランクをやっと放棄する

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必要なもの?を置き去りにしたタエコは徐々に変わり
たそがれ?の意味を知ることになる

そして海を見ながら編み物をしているタエコにハルナが訊ねる
「何つくっているんですか?」
「べつに・・・」
「何を作るか決めないであんでいるんですか?」とハルナ
「だめですか?」とタエコ
「いや、だめじゃないけど・・」

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さらにハルナがタエコへ
「編み物って空気も編むって言いますよね?」
「え?」
「綺麗に揃った網目だねぁ~って」と感心するハルナ
「やっぱりそうか~。何度編んでもそうなのよね。綺麗に揃っているけどつまらない・・」
編み物を解きはじめるタエコ
タエコは今までの生活を編んでいたのかもしれない

めがねのテーマ「たそがれる」とは本当に黄昏ることが目的ではなく
人生を見直す方法のひとつが「たそがれる」ことなんだろう
そのために貴方の人生に大事なものが詰まったトランクを一旦置き去りにすればいい

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かもめ食堂ではマサコが介護というそれまでの人生を過去のものとし
自ら森へ向かい、きのこを拾う
そして自ら前を向き歩き出したときトランクは出てくることに・・

肩肘を張らず自己主張を抑えたこの映画には
不思議な穏やかさと優しさがある