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のすたのブログ

主に自分の趣味に関するブログをだらだらと書いていきます




2017年(平成29年)8月某日
技能試験4回目 不合格

まだまだ暑さの厳しい8月末、4回目の大型二種技能試験。
今年に入って何回目の府中試験場だろうか。(笑)
今日合格できなければ、おそらく夏休み中に予約を取ることはできないだろう。
大学が始まってしまえば、平日試験を受けにくることは一気に困難になる。
今回の一発試験は100%趣味ではなく、就活、就職にも絡んでくるのでのんびりしていられない。というか切羽詰まっている。

最初は夏休み前に取るぞおーとか息巻いていたが、やはり甘かったようだ。
というか大型二種を完全にナメていた。

大型一種や普通二種とは違うのだ。
ましてや教習所じゃなくて試験場での一発試験だ。

もう少し早く行動しておけばと後悔する。まあ、普通二種の一発試験に割とお金がかかったので大型二種に踏み出すのに時間がかかったのはナイショ

話が逸れてしまった。

またいつも通り技能試験室の右前方の席で待ち、いつも通り真っ先に受験者が呼ばれ、いつも通り発着点へ。
今回も私の走行順は2番。
受験者は私含め3人。
そして1番さんに見覚えが。私が1回目の受験をした時1番手だった某大手バス会社養成の方だった。
2ヶ月ぶりの再会(?)である(笑)
もう1人はかなりコワモテな30代ほどの男性。

そして私は2番手なので1番さんの試験に同乗。
まず右方向変換。前回私が一緒に受けたとき1番さんはここで不合格になったので、思わず少しヒヤヒヤしたが無事にクリア。
その後の左鋭角と坂道発進もクリア。
後方間隔は1回では決まらずやり直し。後部座席から見ていた感じからするとおそらく2回目も50cm以内には収まってなかっただろう。
発着点に戻り試験官が1番さんに待合室で待っているようにと指示していたので路上 へ行けるようだ。

そして私の番。
いつも通り右方向変換、左鋭角、坂道、後方間隔。

坂道まで順調にこなし広場のほうの後方間隔へ。

前回は後方間隔でポールにぶち当て試験中止となったので自ずと身構えてしまう。

慎重に1回目。
ポール対して車体をまっすぐにしてゆっくりと下がる。
後ろの窓を正面に見て右端のところに来るポールを目安に窓の淵との距離に最大限の注意を払いながらバック。

もう少し下がれるか…?というところでストップ。
「停まりました」
と宣言し試験官が確認へ。

少なくともぶつかってはいないはずだ。(後ろの窓を見るとポールと窓がくっついてるように見えるが)

やがて試験官が戻ってくると
「はいOKです。」
と言われた。
少し余裕を持たせたつもりだったが、50cm以内だったらしい。
危ない危ない。

そして発着点へ。
試験官「では路上に行きます。3番目の方の試験が終わるまで待合室で待っててください。」
とりあえず一安心。フゥ…

3番さんが運転席へ、1番さんが後部座席に座り発車。

そして待合室でひとまず待機。
 
待合室から3番さんの後方間隔を遠目に見学。
一発で約20cmほどに収めていた。すごい…。

そして3番さんも路上へ行くことに。
めでたく3人揃っての路上である。

10分休憩の後、いよいよ路上試験。

1番さんは、私が1回目の受験の時に走ったコースと全く同じ道を走る。(目標停止に使う目標物はいつもと同じだったり違ったりする)
場内はコース順路が完全に決められているが、路上はそうでもないらしい。(今までの経験上)
だが大型二種の場合他の方のブログなどを拝見してもコースはどれも同じ道順な気がする。二種特有の課題や狭路走行があるため、適した道が少ないからだろうか。

そして1番さんは目標停止を3回こなし、前回と全く同じ外語大のところで停車し交代。目標停止の位置が違うだけでルートは完全に一緒。

いよいよ私の番。

走り出すと同時に
「あの40キロと駐車禁止の標識に合わせて停めてください」と試験官。

指示された標識までは約20m。

早いわ!!!(笑)

なんとかピタリと合わせられた。(多分)

そして榊原記念病院の前を右折し甲州街道を西へ。


このコース…
この先…

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魔の西武多摩川線オーバーパスじゃないですか!!

気付いたのが今更すぎる。(笑)

もともと緊張していたが、一気に緊張感が高まり全身に力が入ってしまう。

そしてそのまま車返団地入口北交差点を直進。やはりオーバーパスへ。

狭い!!

すぐ右は車線
すぐ左は街路樹のイチョウの木。
やらしく枝が飛び出している。

ところどころ右車線にはみ出して避けようにも車がいるため断念。50キロ道路だが他の車は大体60キロから70キロで飛ばしている。
当然こっちは50キロ以上出せない。
無理にはみ出すと後続車妨害になる可能性もある。
そうなれば試験中止だ。

もはや半泣きである。(笑)
左右の余裕は15cmくらいしかないんじゃないだろうか。

そして悲劇は起きる。

右側の車線を気にし過ぎた。

試験官にガツンと補助ブレーキを踏まれる。

試験中止。

ハッと左を見る。

ミラーと街路樹がスレっスレだった。

試験官「さすがにこれは危ないよ。どこ見てんの」

なんてこった…。

その後ゆっくりゆっくりと発進。
そのまままっすぐ進んでもぶつかりはしなかったが、おそらく隙間は5cmくらいしかなかったのではないだろうか。

そのままバスはまっすぐ西へ。
白糸台出張所前交差点を右折、人見街道を通りすぎて若松町四丁目北交差点を左折。
2番手の路上コースを大幅にショートカットした形になる。
そのままひたすらまっすぐ道なりに進む。
途中、普通二種の試験の時、路上転回をした場所を通過。わずか4ヶ月ほど前のことだが、感傷(笑)に浸ってる私にはもはや懐かしく感じる。

そのままさらにまっすぐ進んで天神町幼稚園前交差点付近で交代。

そして3番さんは走りだしてすぐ補助ブレーキを踏まれ終了。

試験場に戻り合否発表。
1番さんは合格。私と3番さんは当然不合格。

試験官に
「ぶつかりそうになったとこ以外は基本的に良かったよ。」
と言われ更にショック(笑)

というかあそこの場合は

線から多少はみ出してもいいそうだ。

…んん?(笑)

一発試験を受ける前の情報収集の際、他の方のブログで
『線を踏まないように試験官から注意された』
との一文を見かけた。

話が完全に食い違っている。(笑)

そのブログが書かれた当時と違い緩くなったということだろうか?
ちなみに魔のオーバーパスの先の白糸台交番前交差点のところは2車線のところを無理矢理3車線にして右折車線を作っているが、当然バスの車体は収まらない。(しかも外側線が路肩のコンクリートのところに引かれてる笑)
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はみ出さないと通れないんだがら、最低限きちんと安全確認した上ではみ出すなら減点も何もない。オーバーパスのところも一緒。と言われた。
なんてこったい…。(笑)

まあ、冷静になって考えればオレンジ色の線は「追い越しのための」はみ出しが禁止なのであって、はみ出しそのものが禁止されている訳ではない。(オーバーパスの写真は白破線だが坂の頂上付近は黄線。坂道の頂上付近は追い越しが禁止されている。運転免許を持ってる人は当然分かるだろうが)
ましてや大型車のように、車幅が道幅ギリギリもしくは上回ってしまっているのなら堂々と踏んではみ出してしまえばいい。
当然、もともとその車線を走ってる車を妨害してはならないので、安全確認はしっかり行う必要がある。

どちらにせよ今日は右車線をバンバン車が走っていたので、いなくなるのを待たなければいけない。一度にいろんなところを注意しなければいけないので当然難易度は高い。
やはりあそこは魔のオーバーパスだ。(笑)

免許を返却されトボトボと階段を上り3階38番へ。
一番早い予約は

1ヶ月先。

大学が始まってしまっている。
がーん…(笑)
それよりもだいぶ間が空いてしまう。
夏休み中は昼間も仕事がある。学祭もある。戸塚に行くのは厳しい。そもそもそんなお金はない。

他の府中一発試験挑戦者の方のブログに、大型二種で2番手はハズレといったようなことがよく書いてあるが本当に2番手コースは魔のコースだ。
以前、自分が2番手じゃなくて良かったと思った罰なのだろう(笑)

この日の仕事の配車は4トントラックだった。
大型と比べたら小さい車だが、街路樹のある道でやたら右寄りを走ってしまう私であった。