のすたのブログ

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2017年(平成29年)9月某日
技能試験5回目 合格


※注 前置き長め(笑)

6月末に大型二種1回目の技能試験を受けてから、もう3ヶ月近くが経過してしまった。
回数的にはもう5回目である。

大型二輪、中型大型仮免本免、大特と全て2回目で合格していたため私の中では
「府中だと2回目で合格する」
という完全にナメたイメージがついてしまっていた。

ところが普通二種は3回目で合格、大型二種は4回目の試験でも不合格という結果が、いかに二種免許をナメていたか物語っている。(笑)

すでに夏休みは終わり、大学が始まってしまっている。

幸い今日は授業が午後からなのでセーフだが、周りの同級生達の中には、すでに内定をもらっている者も少なからずいる。
そんな中、私は第1志望であるバス会社を受けてすらいない。かろうじてタクシー会社から内定を頂いているだけである。

だが、養成制度を利用してバス会社に就職してから免許を取る気はさらさらない。

就職以前に、大型二種免許を一発試験で取得するのが私の長年の目標である。
一発試験マニアとしても運転免許の最高峰である大型二種であるからこそ、教習所に行って免許を金で買うような真似はしたくない。

一方で、今日を逃したらまた1ヶ月近く就活ができなくなるのではと焦りを抑えきれない部分もある。
「内定を貰ってからゆっくり取ればいいじゃない」
と言われることもある。
しかしバス会社は、大型二種持ちの場合、会社独自の実技試験を受けさせることがほとんどである。
その関係か、大型二種を持ってる、持ってないでは募集の枠が異なることがほとんどである。(多分)

今日落ちたら本格的に就活が危うくなる。(卒論もあるので…笑)
今日落ちたらどうしよう…。
そんなことばかりを考えてしまい、どうしても焦りを抑えられない。

すみません。
どうでもいい前置きがかなり長くなりました。(笑)

そんなこんなで試験の時間がやってくる。
今日も受験は3人。1番さんはもはやお馴染み大手私鉄バス会社の養成の方。40代くらいだろうか。2番手が私で3番手は30代ほどのカジュアルな格好をした男性。

…って

また2番かよおおお

1番さんと少し話をすると2回目とのこと。

あれ?どういうことだ…

受験回数が多い人ほど前にまわされると思ってばかりいたが違うのか…?

はやく免許を取らないとという焦りと、2番手という現実が重なり精神的なダメージが大きい。

そして試験官は…
確実ではないが、大特の1回目の試験を担当して頂いた人だと思う。(多分)
その時は容赦無く落とされた。(笑)
常に不機嫌そうな顔してるし…(笑)

なにはともあれ試験開始。

まず場内。
1番さんの運転で出発。丁寧ではあるが少し慎重すぎるというか、メリハリがないような…。
障害物を避けて通るのに相当時間をかけている。
気持ちはとても分かる。笑

そして課題はいつもどおり……


……あれ?

いつも最初に右方向変換をやる。

なのにいつも右方向変換に使っていたポケットの方へは曲がらず場内を真っ直ぐ突っ切って右折でいきなり外周へ。

そのままいつもの所で左鋭角。いつもは鋭角は方向変換の前に行うが、今回は方向変換の前に行った。

すごく嫌な予感がする…。

鋭角終了後、坂道を抜けていつもとは違う方向変換のスペースへ入った。

この時、方向変換のポケットは車の左側にあった。

冷や汗が止まらない。

そして試験官が1番さんに指示したのは


左方向変換。

なんてこったー!!

まさかここにきて課題が変わるとは思ってもみなかった。
左方向変換なんて戸塚で何回かやったきりである。しかもそれは3ヶ月も前のこと。

私が内心あたふたしてるうちに、1番さんは場内完走し路上行きが決定。

そして私の番。

先ほども言ったように、私は今冷静さがだいぶ欠けている。
試験官によろしくお願いしますと免許証を渡した時、

試験官「落ち着いてやってね」

と言われた。
そんなに動転してるように見えたのだろうか。(笑)

まずは左鋭角。
これはいつもどおりである。
無事クリア。

坂道は採点対象外のため気楽に通過。

そしていよいよ左方向変換。
ポケットの安全確認は、いつもは一時停止せずチラ見で済ましているが今回は一時停止して一息いれる。
そして交差する道路の真ん中まで思いっきり頭を出してバック開始。
当然だがいつもと見え方が違う。

そして明らかにハンドルを切るタイミングを間違える。(笑)
早過ぎた。

まだポケットに入ってすらいないのに切り返し1回。(爆笑)

切り返したにも関わらず、自分の左側にあるポケットへの寄せが足りなかったのか右前輪と縁石がスレッスレ。
そのまま左へフルステアでバックしていくと運転席は完全に縁石を飛び越え芝生の上である。(笑)
そして車体の右側後方部分は、直接目視しても、ミラーを見ても明らかにポールに接触しているようにしか見えない。
切り返したほうがいいか…とも思ったが、右前輪が縁石スレスレのためほとんど前に出ることはできない上、ハンドルを右に切るとタイヤが縁石に接触する可能性が高い。

おまけに、既に1回切り返しているためこれ以降の方向変換での切り返しは減点対象。
切り返し4回で試験中止。

今のこの状況では、1回の切り返しで動ける距離は非常に短いのであまり切り返しの意味は無い。
無駄に切り返しの回数を重ねることにも繋がりかねない。

このまま行くしかあるまい。

右後部とポールが接触して見えているにも関わらずそのままバック。

左のミラーを見ると、なんとなくだが車体と縁石の間隔が思ってたより狭く見える。
ということは意外と右側(オーバーハング)に余裕があるのでは?という考えで、ハンドルは左にフルステアのままとにかくバックした。

すると、ポールに接触することなく、右ミラーにポケット内のアスファルトの路面が映り込む。

大きなため息が出た。(笑)

だが油断は禁物。
ここから脱出しなければならない。

ポケットから右折する形で脱出しなければいけないが、ポケットの右側にかなり寄ってしまっているため車体の右側に必要な余裕がほとんど無い。

なので後ろ側のポールに注意しながらギリギリまでバックする。さながら後方間隔の課題をやってるようだが今は方向変換。本来そこまでバックをする必要はない。あくまで方向変換ができればいいのである。
(※他の試験場や教習所によっては方向変換と後方間隔を同時に行う場合があります)

本来こういう時に切り返しをするのだが、既に1回切り返しているため次からは減点。なので極限までバックした後、前進しつつ思いっきり頭を左に振って(リアオーバーハングに要注意)右後輪と縁石を離し、そこからハンドルを思いっきり右に切って右折。脱出成功。

こんな右左折の方法は本来減点対象だが、実はこれ、方向変換のポケットから脱出する際は減点にはならないとのこと。
試験官に理由を明言された訳ではないが、あくまで方向変換用のスペースであり交差点ではないからであろうか。(もちろん印象は最悪な上にリアオーバーハングによる接触のリスクが高いので切り返しのチャンスが残されているなら素直に切り返したほうが安全に脱出できる。)

なんとか切り返しは最初の1回だけで済んだ。とにかく減点は最小限にとどめたい。
にしても方向変換で精神力がゴリゴリ削られた。(笑)

そして後方間隔。

1回目
試験官「はい、やり直し」
2回目
試験官「はい、50cm超えていますね。」

はい、10点減点確定。(爆笑)

ぶつけて即試験中止よりはマシだが…
慎重になりすぎてしまった…。
前回一発で決まったぶん悔しさが大きい。

半ば憔悴してるような気分で発着点へ。
試験官「路上行きます。待合室で待っててください。」
とりあえず路上へは行ける…。
だが既に10点減点は確定。
もしかしたらそれ以上減点されていてもう80点しか残ってないかもしれない。

ヤバいヤバいヤバい……(笑)

その後3番さんは減点超過したらしく場内でさよなら。

どちらにせよ私は路上でも2番手確定。
1番さんに場内で落ちて欲しかったとは微塵にも思ってないが気が重くなるのもまた事実。

1番さんとトイレで雑談。
すごく感じのいいおっちゃんで少し気が楽になる。(笑)
今日はどの目標物で目標停止をやるだろうかだとか、路上は道順決まってるようなものだから、気が楽になりますね〜とか路上試験についておしゃべり。(フラグ)

そして路上試験開始。

試験官の運転で試験場を出て左折で東八道路へ。
200mほど進んで1番さんと交代。

最初の目標停止はいつもどおり野川公園一之橋バス停手前の標識。
そしてまたいつもどおり天文台北交差点を左折。
すると人見街道を超える前にすぐ2回目の目標停止。
毎度目標停止でお馴染みのICUの正門横の標識は素通りしつつも、その後はいつも通りの道を走っていく。

そしてかえで通りを南下して突き当たりを右折……
…と思っていたら試験官が東野住宅(リンガーハットがある)交差点を左折するよう指示。

?!?!?!?!?!

1番さん「へっ?は、はい!」
左折し山中通りへ。
ここにきてまさかのいつもと違う初めてのコースである。

これにはさすがに私も1番さんも焦る。(フラグ回収)

さては試験官、私と1番さんが路上はいつもコースが一緒だから気楽…と話していたのを聞いていたのでは…?(被害妄想)

曲がって、少し行ったところで目標停止。
そのまま山中通りを東に進み武蔵境通りを越えて大成高校前交差点を右折、三鷹通りを南下。
航空宇宙技術研究所交差点を右折、東八道路へ。
ここも60キロ区間。
試験官の加速してくださいねーという声が聞こえてくる。
というか1番さんが路上に出てから3回くらい聞いている。
これは加速不良で減点されているだろう。

バスはそのまま西へ。武蔵境通りと東八の野崎八幡交差点を越えてすぐ停まるよう指示。
ここで私と交代のようだ。

もはやここまできたらコースなんて気にしてもしょうがない。このあたりは常日頃から走り回ってて土地勘はじゅうぶんだ。
落ち着いていこう。
これは二種免許の試験なのだから。

そして出発。
するとすぐに

試験官「あそこの案内標識に停めてください」
と指示。

私がいつも利用してるガソリンスタンドの真ん前である。(笑)

その後発進したのち4速へ入れようとした時、つい緊張からか力み過ぎて、あろうことか6速へ入れてしまった。(爆笑)
車体が軽く揺れる。あわててギアを入れなおそうとしてもあわてているが故なかなか入らない。そしてまた車体がグラグラ。(二種免許の試験なのに…笑)
結局クラッチを切ったままかなりの距離を空走してしまった。

特別減点項目(特別減点細目)のアクセルむら(採点表にはAむら記載)と惰性走行をダブルで取られただろうか。

ちなみに採点表にある特別減点細目とは、原則的に減点行為をした回数ぶん減点される試験の採点の中で、1回の減点行為に関しては減点を保留するものをいう。
ただし2回以上同じ減点行為をしてしまうと1回目も合わせた回数ぶん減点されてしまう。

例:
エンスト1回のみ→減点無し
エンスト2回→エンスト2回ぶん減点

つまり今の失敗をそれぞれ2回ぶんと捉えられていたら完全にアウト。(後方間隔の減点と合わせると80点を下回る)

ため息をつきながら運転していると
試験官「次の信号右です」
と指示。
天文台北交差点を右折。そしてすぐ
試験官「そこの案内標識に停めてください」
と1番さんが2回目に停めた標識を指示した。
その後はそのまま天文台通りを北上。その後も1番目のコースと同じ道順で走り続ける。
先ほど1番さんが曲がった東野住宅交差点も直進し突き当たりを右折し東八道路をひたすら西へ。
基督教大裏門交差点を左折、そして毎度お馴染みの場所の40キロ標識で目標停止。
ほとんどいつもの1番目のコースと同じルートである。
目標停止はこれで規定の3回をこなした。
まさかこのコースの終点はいつもの1番コースと同じとこだろうか?

そして、予想通りの道を進み外語大の前の予想通りの場所で停まるように指示される。

運転席から完全に離れるまでが試験範囲。

にも関わらず駐車措置をしている最中に試験官が
「はい免許お返しします。お疲れ様ー」
と免許証を差し出してきた。

私にはどうしてもそれが
「また次回頑張ってねー」
と言われてるようにしか感じず、最悪な気分になる。
なんせ後方間隔でしくじった上にシフトミスの特別減点のこともある。
目標停止だって全部完璧だったかはわからない。
それ以外の減点だってゼロとは言い切れない。

もはや合格は絶望的である。

後ろの座席に戻る時1番さんが声には出さず(おしゃべりは不正行為)お疲れ様でしたと口を動かす。
私は苦笑いしながら力無く頭を下げた。(笑)

試験官「じゃあ試験場に戻りまーす」

試験官の運転で試験場へ戻る。

私はうなだれつつ外を見る。
通行人や他の車の運転手が
「なんだこのバスは」
みたいな目でこちらを見ている。

警視庁と書かれた真っ白なバス。
運転手はバッチリ制服を着た警察官。
後部座席には大手バス会社の制服を着たおっちゃんとうなだれた私。(笑)

普通二種の時も書いたが完全に護送されてる気分だ。(笑)

そのままボーっとバスに揺られ気付いたら府中試験場に戻ってきていた。バスを降りて待合室へ。

試験官「えー○○さん(1番さん)合格です。」

1番さん大喜び。

おお…1番さん『は』ときたか…。
というかいつもの「合格『予定』」じゃないんだ。まあそんなこと言ったって後々合格が取り消されたなんて話聞いたことないから実質『合格』なんだけど。
というかそんなことはどうでもいいのだが。(笑)
こんなことを考えてる時点で相当参っている。(笑)

1番さん、本当におめでとうございます。

そして次は私。
振られるのを分かってて好きな子に告白した時の気分。(爆笑)


試験官「○○さん(私)も合格!」


な、なんだってーー?!

さっきの1番さん『は』は何だ(笑)

まさかの、合格である。
完全に落ちたとしか思っていなかった。

試験官曰く
「2人とも本当にギリギリでした」
と。

1番さんと2人揃って苦笑い。(笑)

そして合格者お決まりの本人確認の後
試験官「○○さん(1番さん)は次取得時講習ですねー。今日26,400円持ち合わせありますか?」
と聞かれ1番さんは
「すぐコンビニでおろしてきます!」
と合格予定者票を試験官にもらい階段を駆け上がって行った。
一番近くのコンビニ(ファミマ)まで微妙に距離あるんだよなあ…と思いつつ1番さんが渡り廊下を走っていくのを見つめる。(笑)

試験官「○○さん(私)は即日交付ですねー」
とのんびり合格予定者表を書く試験官。

試験官「ていうか、まさか学生さんじゃないよね?教習所の指導員とか?」
私「いえ、学生です」
試験官「えー学生でよくこんなに免許持ってるなー。ほとんど試験場で取ってるんでしょ?趣味?」
私「趣味でもありますがバスの運転手目指してます。半々ってとこですね」
試験官「わあお…すげーなー(笑)」

とそのまま雑談開始。(笑)
何故か私はいつも試験に合格すると試験官と雑談タイムがある。(笑)
この時間がたまらなく好きだ。

最後のほうは胃下垂の予防について話していた。本当に雑談である。(笑)

その後
試験官「この後の流れ大体分かってるでしょ?(笑)」
私「はい(笑)」
試験官「じゃあこれ出したらそのまま38番のとこで待っててください」
と合格予定者票をもらう。受け取る時手が震えた。(笑)

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技能試験室から直通階段で3階の38番窓口へ。

この時走ってお金をおろしてきたであろう汗だくの1番さんとバッタリ。(笑)
お互いの健闘を讃え合う。
1番さんは普通二種、中型二種のどちらも取得していない上に大型二種の特定教習を受けていないため、この後任意の大型二種教習を行なっている公認教習所で取得時講習を受講し、再度試験場に来て修了証を提出した後に免許が交付される。(そもそも大型二種の特定教習なんてどこもやってないため普通二種と中型二種のどちらかを持っていないと即日交付はできない。大特二種とけん引二種は学科試験のみで取得時に講習を受けないためこの2つのうち、どちらか、あるいは両方の二種免許を取得していても大型二種の取得時講習は免除されない。)

1番さん本当にお疲れ様でした&講習頑張ってください。

私は既に普通二種があるため諸講習は免除。この後の免許証交付までの流れはいつもどおり。
しばらく3階38番窓口の前で待っていると試験官がやってきて一緒に交付手数料を払いにいく。(試験官が払ってくれる訳ではない笑)
移動中や支払い窓口に並んでる間もずっと雑談していた。(笑)

支払いが完了しここで試験官とお別れ。
深々と頭を下げる。

その後技能試験室でしばらく待機。

申請書が一旦返却され記載事項に誤りがないか確認し、そのまま写真撮影。

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写真撮影が終わると引き換え券を渡されあとは交付を待つだけ。
交付予定まで約2時間。

試験場近くのかつやで私の中での勝者メシ(ひれかつ丼)を食べ試験場を囲む武蔵野公園を散歩。フェンスの隙間から試験場内を視察。(笑)

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大特を取ってからずいぶん経ってしまった。大特二種は大丈夫だろうか。(笑)

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免取りにでもならない限りもうこの鋭角を通ることもない。(笑)
にしても外から見ると全然角度が無いようにしか見えない。

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普通二種の時はまだ桜が咲いていた。

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信号機の山


そして交付予定の30分ほど前になり2階の交付会場へ。

たくさんの椅子が並ぶ会場では更新待ちの人たちがみんな後ろのほうの席で待っている。そんな中堂々と一番前の右側(交付窓口に一番近い席)へ座る。

当然、交付窓口の人が話しかけてくる。

係員「更新の方?」

私「いえ、午前の技能試験です」
と『技能』とスタンプされた引換券を見せる。

係員「あー、もう間も無く免許きますよ」
と言われ、その後すぐ(交付予定の25分前)に呼ばれた。

係員は私の新しい免許証を見ながら
係員「免許の種類すげーなー(笑)全部取るの?」
とはしゃいでいる。(笑)
私「もちろんです(笑)」
と笑顔で返す。

そして免許証を受け取る。

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ああ…(涙)
長年夢に見た大型二種をついに取得した…(涙)
新しい免許証の「大二」の文字にまたも手が震える。(笑)

ついに最上位免許をゲットである。

従って、今まで記載されていた普通二種のAT限定、既得権の関係で記載されていた準中型の5t限定の条件文が無くなり再び免許証の条件欄がまっさらになった。

これで深視力検査が通らなくなれば平成29年3月からの新普通一種に一気に格下げである。(真顔)

とりあえずこれで残りの免許は大特二種、けん引一種、二種の3つ。
もちろん、取る。(笑)

だがまずはもちろんバス会社への就活。卒論もある。
これらをやっつけてまた私はここへ帰ってこよう。(笑)
その時まで、しばしの別れだ。(爆笑)

すがすがしい気分で外へ。

試験場の真ん前のバス停にはちょうどバスが停まっていた。

なんだかバスに乗りたい気分に……

いや、いかんいかん。(笑)
普通二種の時のような失敗はあかん。(笑)
(あの後結局歩いて試験場へ戻った笑)

というか、今日は大学の授業まであまり時間がない。
交付予定より早く受け取れたとはいえこの時間でも間に合うか分からない。(笑)

感動もそこそこに試験場を後にする。

愛車のスーパーカブ90を飛ばして東八を東に走っていると、野川公園のところで先ほど試験場の前に停まっていたバスを追い抜かした。

(俺はもう法的にこのバスで旅客営業運転ができるんだ…)

そんなことを考えて、ついにやけそうになってしまうのを抑えながら大学への道のりを急ぐ私であった。


大型二種免許 一発試験挑戦記〜完〜