今回は、当方がブログを開始してすぐの頃のものを複製&再編集した内容になります。


2DX 好きさんは、CARAVAN や WINNER もお好きなんです。


今回、1960年代製メッキレイバンの件で、彼が「B&L RAY−BAN USA」のノーマルトップブリッジ刻印の裏側にサイズ表示無し CARAVAN を入手されていたことから、当方も同じタイプの ECHELON を所有している旨をお伝えしました。


CARAVAN 系モデルは複数ありました。そこで、昔のブログを再利用したわけなのです(笑)


日本国内では「CARAVANストレートテンプル」と呼ばれておりますが、正式名称『ECHELON』モデルについてまず触れたいと思います。

↑手前CARAVAN 奥ECHELON 各52mm

ちょっと手抜きで申し訳ないのですが、いずれもトップブリッジ刻印は1番ノーマルな見慣れたコレになります↓↓↓
↑別の金張りモデルのですがご容赦🙏💦
↑CARAVAN の裏側刻印は金張りね✨
↑手前CARAVAN 奥ECHELON 各52mm

CARAVANもECHELONも、玉型はまったく一緒なのですが、トップブリッジの長さとテンプルの形状が違います。よくご覧ください。手前の CARAVAN のトップブリッジは短いでしょう。それと、CARAVAN のテンプルはスカルタイプが標準なのです。
↑2本とも ECHELON アリスタメッキ、トップブリッジが CARAVAN より長いのです!
↑手前のB−15レンズ和名ストレートキャラバン(レンズにシール貼ったままのデッドストック品)は、今年になってカナダの方がどうしても譲ってほしいと懇願されたため売却しました。メッキゆえ、それほどこだわり持っておりませんでしたからね(笑)


ECHELONは『バヨネット』と呼ばれるストレートテンプルが標準&トップブリッジが長いキャラバンですね。
そして、CARAVAN は、トップブリッジが短く、スカルテンプルですね。
↑1970年のカタログです。
左のページに「CARAVAN」と『ECHELON』が掲載されていました。米軍本国では、きちんと別名モデルとしての扱いなのに、日本ではかなりいい加減な扱いですよね(笑)
↑この左右のテンプル刻印は、奥に置いた#3カラーレンズのECHELONの画像です。

実は、こちらは米国本国仕様です。
だから両方のテンプルにしっかりと【U.S.A.】の刻印が打たれています。

一方、B-15レンズにシールが残っている方のテンプルには刻印はありません!左右ともツルンとしているのです!ただし、左側モダンの内側に「w1350 VTAR」と打たれております。
そうです!こちらは、日本仕様なのです!
↑日本向けモデルのブリッジ裏刻印は
【B&L RAY-BAN 52□16】 ※当時まだ撮影が下手くそゆえ、見づらくてごめん🙏🙇
↑米本国仕様にブリッジ裏刻印はありません!すなわち、1960年代製メッキです✨サイズ表示なしで裏側ツルツルって、なかなかお目にかかれませんよ!探してご覧なさい。

同じモデルなのに、ECHELONという正式名称すら使わず、米国本国仕様と日本輸出仕様とでの違いと扱いに少し驚きました。

お次、日本名「WINNER」は、本国アメリカでの正式名称『AVALAR CARAVAN』!
↑レジェンド俳優(故)松田優作さんが 、全盛期当時このWINNER をかけたことで、日本では WINNER も伝説的なレイバン扱いをする人がいます。確かにサングラスがとても似合う方で、映画やドラマの中でサングラスが当時日本一キマる方でしたね✨
若い人はご存知ないかもしれませんが、松田龍平さん松田翔太さんのお父上です✨
↑和名WINNER
↑WINNER のトップブリッジにはサイズ表示があり、裏側がツルツルでも1970年代製
↑WINNER の弟分の MIRAGE というモデルも存在しておりました!サイズがやや小ぶりで、正方形っぽいイメージ?だったかな?
よく覚えておりません🙏🙇💦

まぁ、ざっと書きなぐりましたが、キャラバン系モデルでした。