レイバンのビンテージ金張りモデルを専門に収集しております🕶😎


初回、幻の「オリンピアン3デラックス」をご紹介しました。今回は、皆さんよくご存知の「ツーデラ」をご紹介します。

ただし、ツーデラといっても、最初期の金張りモデルですからね(笑)



1970年代初頭のカタログの一部抜粋画像と所有する金張りツーデラになります。
カタログからおわかりの通り、最初期オリンピアンは、ワン・ツー・スリー同時発売でした。

昨日のスリーデラと同様、本体フレーム内側の右端部分に『B&L 1/10 12K GF』の刻印
そして、両テンプル内側には、次の刻印
『B&L RAY−BAN U.S.A.5 1/4 1/10 12K GF』
「5 1/4」がテンプルの長さになります。

因みに昨日のスリーデラは「5」で、ワンデラは「4 3/4」になります。単位はインチね。

レンズがオリジナルか否かは不明ですが、とても半世紀以上の時を経たサングラスとは思えないほどの状態のよさです✨
メッキと違い「金」なのでサビません。
ネジと一部ネジ止め溶接部分は、金ではないのでサビますが、金張りの山吹き色の輝きは色褪せないのです✨🕶😎

残念ながら、この個体のテンプル刻印は、両方共「左用」が装着されており、昨日のスリーデラのように左右共に刻印をひっくり返さずに読むことが出来ません。

レイバン最初期の造りは本当に優れ物で、テンプルが正しく取り付けられていれば、右テンプルの刻印がひっくり返ることなどないのです。

アメリカンオプティカルなどは、右用のみの刻印なので、左テンプルの刻印は絶対にひっくり返っています。合理的というか、ある種の手抜きですよね(笑)

でも、オイルショック以降、コストダウンのため、レイバンも金張りモデルからアリスタメッキモデルに変わる過渡期、いつの間にか右テンプルだけに刻印される手抜きになっていきました。低コスト大量生産のためにです。

ツーデラは、矢沢永吉さんが着けていたこともあり、日本国内で人気だったので、米国本国仕様とは異なる日本限定モデルが大人気だったようですね。これらには『U.S.A.』と入っていないので見分けがつきます。

予めの「おとこわり」じゃなくて、お断りなのですが、当方はあまりレンズに拘りはありません。唯一、拘りがあるとすれば#3(シェードスリー)カラーレンズが大好き程度です(笑)

レイバンロゴが白だろうと金だろうと、砂打ち位置がどこだろうと、レンズは割れたら終わりだし、レンズの光を遮断する性能は、現在の方が遥かに優秀なのです。

当方が拘るのは、現在では製作生産困難な『金張りフレーム』だけなのです。この先の半世紀も、100年先までも、サビることなく存在し続けることが出来るからです。
それと、まぁ敢えて言うなら、ノーズパッドはベークライト製がイイかなという程度です。
だって、風格が別格で圧巻ですからね(笑)

金張りモデル大好きですが、ノーズパッドやモダン(先セル)はプラスチック製なので、どうしても劣化します。だからなかなか発売当時のフルオリジナルでの保存保管は困難ですが、それでも、やっぱり金張りモデル最高✨✌️😎