日本は年末で、ほとんどが年末年始休暇のようです。
中国は旧正月制度なので、通常の週末に1月1日元旦が休みの
普通の三連休です。
先日くみ上げた新しいPC。使用上は何も問題は無いのだが
どうしても高負荷の際、放熱が気になってしまう。
OCCTのPOWERモードによる負荷テストを行った場合、おおむね5分でピークになるのだが、CPU温度は78度となる。
ゲーマーの方から見れば問題ないレベルかもしれないが、
電気屋から見れば、コンデンサーの耐熱を考えた場合
78度で10年以上持つのかどうか?
そこで、対策を考えた。
たぶんネックはラジエター冷却に使用している12cmのファン。
ケースの硬さ制限から厚さ13mmとノーマル120mmファンに比較して厚さが半分ほど。
しかし、内部構造上、通常の厚さが25mmサイズは入らない。
そこで、ケース下側へ外付けという見苦しい方法を考えた。
まぁ、試しにやってみよう。
前回と同じOCCTのPOWERモードで5分後。
67度まで下がった。
これならいけるかも。
早速、実践。
高さの調整はPVC管を使った。
12cm25mmファンを取り付け。
13mmは外した。
PVCには、ゴムを張り付け振動対策。
見てくれは、自分しか見ないのでどうでも良い。(^^;
再測定。
72度!
13mmファンの有無で5度違う。
内部は、かなり過密状態。
そこでケースを自作しようと再検討。
2013年に水冷のケースを作ったことがある。
当時、市販されている水冷のケースはほとんどなく、あっても
かなり野暮ったいものしかなかった。
そこで、自分で作ったのがこのケース。
自分の必要なサイズで自由にレイアウトが可能。
今は、以前はなかった半艶消し黒や、各種カラーがラインナップ
されている。
下図の2020Rで組んだらそこそこ見栄えは良いかも。
早速、図面を準備。
W200 H300 D250mmで120mm水冷と12cm吸気ファンが搭載できる。サイドはアクリル。それ以外は黒のPVCメッシュで考えた。
ところが、材料のカットを含め、接続部品を合わせると
450元近くになる。450元->9000JPY
2013年には、200元位で出来たのだが。200元->4000JPY
たかがITXのケースに450元は高すぎる。
そこで、再々検討。
市販ケースで放熱を考えた場合エアフローも重要だが、内部容量が重要なファクターとなるが、コンパクトと相反してしまう。
ならば、見た目重視でコンパクトを相殺できればと考え、最近増えてきた、中国語で海景房と呼ばれるケースを物色。
海景房とは、日本語にするとオーシャンビューってなるのかな?
候補のケース。
価格は89元と結構リーズナブル。89元->1780JPY
輸送費込み。
339*276*330mmと、海景房ケースでは、ほぼ最小。
ほぼ同サイズなのがコレ。中国では有名なメーカー製。
見た目もGood!
透明なアクリルの2か所の角にはRが付いている。
しかし、問題は価格 499元->9980JPY
外観普通の89元 VS 見た目がGoodな499元
たかがPCのケースに499元はありえないので、1分も悩まず89元を発注。
海景房ケースでは、電源がマザーボードの背面に設置するが
ATXを使えるものが多い。
以前購入したコレも使える。
問題は赤枠。
外部端子にTYPE-Cが無い。
鉄板の厚さが0..6mmと薄すぎ。
この辺が 89元ケースの宿命かも。
TYPE-Cはこんなのを買っておく。
20元->400JPY
0.6mm鉄板の問題は、組んでみて「鳴く」ようなことがあれば
以前スピーカーの内部防振に買った防振材の残りがあるし。
あとは、ケースの到着を待って組み上げてみてから。