スピーカー Klipsch RP-600M の チューニング 2 | 中国生活 from shenzhen

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中国在住すでに22年、何をやっているのか、、、。

標準のネットワーク

 

中級品らしい-12dB、クロスは1500Hz

 

 

前回はツィーターの抵抗とコンデンサを交換

セメント抵抗をDale RS-10

フィルムコンを双信のOEM品

これはこれでかなりの改善になった。

 

 

しかし、手持ちだった物を入れただけだったので、もう少し突っ込んで見たくなった。

 

そこで、手持ちを整理したり少し買って見た。

ツイーター用に出来そうな物


Miflex(左上)Solenの定番(左、上から2番目)と

Solenの骨董品(最左下)MUNDORFの廉価版(最左上から3番目)、

ASC各種・Sprague(右上)、Bennic(右、下から2番目の黒、

ERO骨董(右上から2-3の緑)Audio Filer(中央の赤)など。

基本的に、過去購入した物を含め、本物の信頼性は高い物。

 

 

ウーファー用は価格を考えると選択肢がかなり絞られる。

フィルムは中古品のASCを買って見た。

しかし人によってオリジナルが電解コンデンサーであればフィルムだと音の変化が大きく

電解コンデンサーにするのがセオリーという意見もあり納得する自分がいる。

ASCで想定外になれば電解コンデンサーもやってみるか。

しかしネットワーク用で定番の電解コンデンサーはよくわからない。

MUNDORFとかJantzen、Bnnicなのかな?

MUNDORFの電解コンデンサーは、中国でプレミア価格の用でかなり高い

JantzenとBennicの差はあまりないのでJantzenでも買って見るかな?

 

 

ウーファー用のコイルは鉄芯入りなので空芯コイルを注文、

直径が69mmになるので今のネットワーク基板では、

コイルだけではみ出してしまう。

そこでネットワーク基板から作り直そうと考え配線材の準備

 

ツィーター用は、空芯であるがエナメル線の太さは0.6-0.7mmと

充分かもしれないが気になったのでどちらも1.4mmの空芯に変更することにした。

ツィーター用 26元

ウーファー用 56元

 

ここで気になったのがリボンタイプのコイル

ケースの有り無しなど各種・各サイズでラインナップしている。

 

 

高級なスピーカーに使っているらしい。

リボンを銅銭と同じ断面積で換算した物だと

ツィーター用 111元

ウーファー用 179元

とかなり高くなる。ネットでの比較試聴も見当たらず今回はPASSにした。

リッツ線も賛否あるようだし、今回はコンデンサー比較なのでスタンダードな単線に決定。

色は中国では縁起の良い赤にした。

 

抵抗は、無かったので買い足したがNS-10でちょうど良い抵抗値がなく

NS-5直列で2個使いとすることにした。

3.3、5.0,6.1と3種類買っておき、コイル変更でインピーダンスが下がるはずなので

暫定補正用として。これやるときりが無くなるので適当な妥協点でやることにする。

 

内部配線にはエナメル線を使うことにした。

1.6mmのPEWエナメル線 サイズは手持ちの関係、

(本当は1.2mmあたりにしたかったが、残りの手持ちは0.9mmのみ)

 

 

被覆除去にはこれを使用

かなりの刺激臭があり、強制換気必須と思われる。

被服の厚さにもよるが、

概ね浸漬5-20秒後、大気放置で被覆がうろこのように浮いて来る。

その浮いたうろこはティッシュで簡単に拭き取れる。

ある意味、爽快。

 


ファストン端子をカシメ+はんだ付け

純正の内部ケーブルは、ケーブルにスポンジテープを貼り付け

振動対策を行っているが、エナメル線にスポンジテープは多分NGだと思い

綿のチューブ+熱収縮チューブで固定してからスポンジテープを貼ることにした。

 

 

スピーカーBOX端子->ネットワーク->スピーカーユニットと

ウーファー + ツイーターでバイワイヤリング対応なので

L+Rで16本作成。

 

 

特注コイルが到着したので、これらを納めるネットワークの基板をどうするか考える。

既製品のネットワーク基板は未実装でもあるが、

ウーファー用は鉄芯コイルと電解コンデンサを想定しているのでオリジナルと差が無い。

そこでユニバーサル基板で作成することに決め、基板外寸で決める。

 

もうすぐ準備は終了。

 

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