動物看護師の非日常的日常 -4ページ目

動物看護師の非日常的日常

タイトルの通りです。
毎日なにか起こる動物病院。
おもしろおかしく働いています。

今日は朝から(珍しく)ばたばたと忙しく動いておりました。
やはり暖かくなってきたし、みなさんここぞとばかりにやってきますね。
いや、いいことです。
皆さんも気になることがあればお気軽にお近くの動物病院へ!


今日は、毛の長い猫ちゃんがきました。
雑種みたいですけど、なんとなくチンチラ風の外見のかわいこちゃん。
毛玉をとって欲しいとのこと。
そして出来ればカットもしてほしいと。
しかし当病院にはトリマーがいません。
なので毛玉をとることは出来るけどカットは出来ないことをお伝え。
それなら家でハサミで切るわーってことになりました。

「もし、もし切れたら切ってください。ざんぎりでもトラ刈りでもいいから。」

とのこと。
バリカンしかありませんので…まぁ、やれるだけやります。

そしてお預かり。
「そういえば、バリカンにコーム?みたいな、ちょっと長めに切れるやつありましたよね…?」
「あぁ、これ?…ちょっとやってみる?」

バイィィィン

「…これならいけるかも」

と何か感じるものがあったらしくキラキラした顔で猫の毛を刈っていく院長先生。
そうか、楽しいか…!
なぜか全く悩まずにどんどん進める院長。
どんどんスリムに、というか別の猫のようになっていく猫ちゃん。

「できた…!」

30分以上かかって完成


ざんぎりとかいうレベルじゃねーぞ…!?

左右不均等、若者の間で流行ってるアシメってやつですか。
背中の毛だけを残した大胆なカット。
シャギーのような段差たち。

全体を眺めて院長が言った言葉

「…良い!」

なん…だと…!?
さすが自己評価の甘さに定評のある院長!
どう贔屓目に見ても不可ですよ!院長!

いくらざんぎりで良いとはいっても、これらオーナーさん怒るんじゃないかな…と思いながらもオーナーさんへお返し
ドキドキしながら猫ちゃんを見せると…

「あらぁ!いいじゃない!」

なぜかご満悦なオーナーさん
得意気な院長



…まぁ、オーナーさんがいいならいいんですけどね?
いいんですけど!
私だったらグーで殴るし、きっとガンジーでも助走つけて殴るレベルだったと思うよ?


でも、無事に終わってよかったです。へへ

そんな感じでうちの病院は今日も平和です。


さて、明日も働いてきます。
えんやこらー