こんにちは。大阪天満橋の難関大学・医学部個別指導塾V-SYSTEMです。


前回は受験生の方が御家族の方とどう向き合うかについて取り上げました。受験生は勉強に集中するものですが、身近で応援してくれる方々に普段から状況を理解してもらうことで、より受験勉強にふさわしい環境を維持する事ができます。


逆に御家族の皆さんはどのように接すればよいでしょうか? 踏み込みすぎると御本人の心理状態に悪影響を及ぼすことが考えられます。逆に完全に放任する場合も、事態がとんでもない方向へ推移していることに気がつかない場合もあるでしょう。


お子様の成績や学習姿勢、心理状態は御家族の方にとっても関心事ですし、よくない結果が出ていればどういうことか気になるでしょう。ここで気をつけたいのは、御家族の皆様の心に生じた不安や心配を過度に受験生本人にぶつけるのは得策ではないということです。


御家族の方の受験生御本人への適切な対応は、御本人の受験への取り組みや心理状態といった個別的事情によって変わります。「こうすればOK」という正解が中々ないのですが、避けたほうがよいのは御家族の方が情報や気持ちを整理せずにそのまま御本人とお話しすることです。「毎日しっかり勉強するように言っているのですが一向に聞いてもらえません」式のやりとりは、残念ながら何も解決してくれません。


受験生御本人に不安を感じたら、できる限り状況を整理してみてはいかがでしょうか。その上で、御本人とよく話をするべきだという結論に至りましたら、冷静な話し合いの場を設けることをお勧めします。客観的な情報は学校や塾・予備校からも取ることができるかと思います。


受験生の皆さんも、普通はある種の不安を抱えながら受験勉強をしています。そこへ御家族の皆さんからの不安が加わると、パフォーマンスにも悪影響が出る可能性があります。


だからといって腫れ物に触るように遠巻きに見ていても、それはそれで風通しが悪いものです。


できれば普段から風通しのよいコミュニケーションを心がけ、困った事態にも冷静かつオープンに対応できる状態を作っておきたいものです。


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