こんにちは。大阪天満橋の難関大学・医学部個別指導塾V-SYSTEMです。
先日、医学部希望の高校2年生がお越しになりました。志望校は大阪公立大学医学部ですが、現状の成績はパッとしません。府内でも有名な進学校ですが、大阪公立大学医学部合格者が毎年出るわけではない学校です。
こういう場合、成績がよいから難関大や医学部を目指せると考えるのがよいのでしょうか。それとも目指すから成績が上がり、合格に至ると考えるのがよいのでしょうか?
成績がよければ優秀な大学に合格しやすいというのは理にかなっています。こうしたことから、「実力がついたら目指す」や「学力が上がったら目指していいよ」といったことを時々耳にします。
ただ、「成績が上がったら医学部を目指そう」ですとか、「我が子の成績が良くなれば医学部を目指してもよい」という姿勢は、難関大や医学部の合格可能性が極めて低くなる態度だと言えます。本人のモチベーションが大事なのは全くその通りですが、たいていの場合、それだけで何とかならないからです。本人にしても、「成績が上がったら目指そう」と思っているうちはかなり危ういでしょう。狙ってさえ難しいものを、「運よく見込みが立つようなら」といっているわけですから、成功の見込みがたつはずもありません。
何事も決断がはじめにあります。現時点での成績がどうであれ、東大に行くと決めた時点から東大合格の道は始まりますし、医学部に行くと決めたその瞬間から、医学部進学の行程がスタートします。
どこの学校であれ、どのような成績であれ、目指すと決め、真剣に取り組むところから全てが始まります。そして、世の中の多くの事業がそうであるように、受験にも期限があります。限られた時間、限られた能力の中で準備が行われ、自らの全力が試される「真実の時」に備えるのです。
先日お見えの方は、現状の成績はともかく、やる気に満ちていました。頑張る気のある生徒さんは見ていて気持ちがよいものですし、こちらも応援したくなります。まだ2年近くありますので、育成期間も取れます。大阪公立大学医学部は関西圏では最難関の一角ですが、合格を狙えるようしっかり応援していきたいと思います。
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