こんにちは。V-SYSTEMです。
いつもたくさんの方々に見ていただき、
本当にありがとうございます。
取り上げてほしいテーマ、
学習方法や進路などのお悩みなどありましたら、
是非こちらにメッセージをお送りください。
今日は7月11日です。
1405年のこの日、明の永楽帝は、
宦官の鄭和をトップとして南海遠征を
行わせました。
この南海遠征は、明との軍事対決を
企図していたティムールが
中央アジアのオトラルで亡くなった
あとに行われたことを考えると、
たとえ無関係だったとしても
何か劇的なものを感じますね。
歴史の面白いところです。
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【国語は本当に必要なのか】
よくある話ではあるのですが、とある生徒から
「国語を勉強する意味を教えてほしい」と言われました。
これは本当によくうかがう質問です。
「国語は必要ないのではないか」という方の中には、
国語がわりとできる方が結構いらっしゃるように思います。
「自分たちは生まれてこの方ずっと日本語にふれているし、
意思疎通にもまったく不自由していない。
従って授業でわざわざ学ぶのは無駄だし面倒だ」
結構多くの人々がこう考えていてもおかしくありませんね。
また、「そうかもしれないが、やっぱり国語の授業は
必要なんじゃないの？」
こう思う人も大勢いそうです。
問題は、「どうして国語の授業が必要なのか」ですね。
この手の問題はきまった答えなどありませんし、
あったらたまったものではありません。
これから書くことも一つの考えです。
【国語の狙い】
そもそも国語の狙いは何かと言えば、
・人の言うことをよく理解すること
・自分の考えや感情をうまく表現すること
この二点が基本になります。
私たちは日頃、
「あれ取って」「あれってなによ」
的な文脈に依存した適当な会話から、
非常に高度な論理性のある文章を読んだり、
一言で言えない感情や思考を伝えあうことまで、
いろいろなコミュニケーションを取っています。
相手の伝えることを適切に理解できるかどうか、
自分の考えを効果的に伝えられるかどうかが、
日々幸せに生きていくうえでとても重要なのは
言うまでもないでしょう。
国語はそういった技術を鍛えてくれるのです。
【受験国語は役に立つ】
「それにしても、受験国語の問題はすこしひねくれすぎだ」
と思う方も大勢いらっしゃることでしょう。
私もそう思います。
ただ、すべてとは言いませんが多くの国語の問題は、
基本的な技術をもとに答えが一定の枠内に収まるよう
作製されています。
特に選択肢問題は、解答がただ一つに限定できるよう、
慎重に作られています。
この受験英語で使われている技術は
大学教育でも使われていますし、
社会に出ても役立つものです。
こういった技術を集中的に学ぶことができる点でも、
受験国語にはその後の人生に大きな影響を与えるような
役割があると思うのです。
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