こんにちは。V-SYSTEMです。
いつもたくさんの方々に見ていただき、
本当にありがとうございます。
取り上げてほしいテーマ、
学習方法や進路などのお悩みなどありましたら、
是非こちらにメッセージをお送りください。
今日は6月28日です。
1914年のこの日、オーストリア・ハンガリー
二重帝国の皇太子フランツ・フェルディナントと
皇太子妃ゾフィーがサラエボでプリンチップら
セルビア人民族派テロリストに暗殺されました
（サラエボ事件）。
この事件がきっかけで欧州は第一次世界大戦に
突入し、合計で約1,600万名も戦死したと
言われています。戦争の結果、三つの帝国が
消滅し（ドイツ、オーストリア・ハンガリー、
ロシア）、繁栄を極めたヨーロッパ各国は
衰退の兆候を見せ始めます。
沖縄県は梅雨明けですが、
大阪は今日も雨が降っています。
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【敬遠される古文漢文】
共通テストには古文漢文がありますね。
受験学年の方は四の五の言わずにやるほかありませんが、
時間があるはずの高校1年生・2年生は
かえって敬遠している方も多いのではないでしょうか。
古文漢文が後回しにされる理由はいろいろあります。
まず、科目的には英語や数学の方が
どうしても優先度は上に来ます。
共通テストだけでなく、二次試験でも合否を決める
科目ですし、理系ですとそもそも二次試験で国語が
ない大学がほとんどです。
また、古文漢文のわかりにくさも理由の一つにあります。
古文や漢文は日本語や感じが使われているので
一見とっつきやすそうに見えますが、
全く勉強せずにパッと見て
話しの内容が理解できる人はそれほどいないと思います。
わからないので面白くないですし、
古文や漢文のお話しの魅力にも
気がつかないことになります。
【現代語訳で話を楽しむ】
そういう方には現代語訳を読むことから
お勧めしたいと思います。
「学習効果がないじゃないか」と思われた方、
正しいです！
これでテストの問題が解けるようになるわけでは
ありません。
でもこれは目的が違うのですね。
まずは古文・漢文とは何か、そして
どう面白いのかを知ってもらうために
現代語訳を読むのです。
現代語訳を読んでも、
時代背景や文化的背景の違いから
理解しにくい部分も残りますが、
話しの内容ははるかにわかりやすくなります。
古文漢文には面白い話もたくさんありますから、
興味を持つきっかけにもなります。
【興味関心が日々の勉強につながる】
例えば数学好き、歴史好きという人で、
その科目が大変よくできるという人がいますね。
そういった人たちがよくできるのは、
好きだからではありません。
好きな科目をよくやっているからです。
好きだからよくやっても苦にならないのです。
単に好きなだけでは学力向上につながりませんが、
好きということは学習行動の心理的負担を
大いに下げてくれます。
だから対象の科目に興味を持ち、好きになることは
勉強という次の行動にとって、
大いにプラスになるのですね。
面白いと思うこと、関心を育てることが、
高1、高2（そして受験生にとっても）大事な
ステップです。
時間が許せばこのような段階を踏むことを
強くお勧めします。
古文漢文が苦手だなと思う方、
まずは現代語訳を読んでみることから
始めてはいかがでしょう。
1日、2日、1週間、2週間…と続けていくと、
必ず古文漢文への意識が変わりますよ。
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