単行本が出版されたのは1989年で、一時絶版になっていたのですが、
2008年文庫として再出版されました。
今の時代にも通じる普遍の法則を身近なものを例にだしながら面白く
読めるからでしょう。
「トップとボトムは相似する」。
経済評論家の日下公人氏は、砂糖からその法則を見いだします。
かつて砂糖は貴重品で、
戦後では喫茶店で砂糖を置きっぱなしというのはありえませんでした。
現在は、砂糖を出し惜しみする店などはまずありません。
今はむしろ、カロリーを控えるために砂糖を入れない人が多いくらいです。
砂糖に対する日本人の態度は、
「入れたくても、もったいなくて入れられない」から
「たくさん手に入るけれども入れたくない」に変化した。
つまり、砂糖を使わないという点では
「貧乏時代」と「贅沢時代」は同じである、ということです。
貧困な階級のインド人はコーヒーを飲む時に、
ザラメを手のひらにおいてパッと口に放りこみ、
それからカップに入っているコーヒーを呑むということをやるそうです。
ザラメだからすぐに溶けなくて甘さが継続するから。
これと同じことが、アメリカの上流女性の間でも流行し始めます。
もちろん、インドの場合は高価な砂糖を節約し甘味を得るため、
そしてアメリカ女性は砂糖はいくらでも手に入るがダイエットのため。
事情はまるで違うが、やっていることは一緒です。
「消費行動において、トップとボトムは共通した様式を持っている」
これが、日下氏が指摘する法則です。
つまり、 金持ちと貧乏人はやることが同じ、ということです。
衣服や腕時計の具体例を出しながら論を展開していきますが、
読んでいて思わずうなずいてしまいます。
各企業とも売れる高額商品の開発に余念がないが、
この「トップとボトムの相似法則」を利用すれば、
思わぬところにヒット商品のアイデアが転がっているのではないか、
と日下氏は提言しています。
食卓からの経済学―ビジネスのヒントは「食欲」にあり (祥伝社黄金文庫)/日下 公人

¥600
Amazon.co.jp
2008年文庫として再出版されました。
今の時代にも通じる普遍の法則を身近なものを例にだしながら面白く
読めるからでしょう。
「トップとボトムは相似する」。
経済評論家の日下公人氏は、砂糖からその法則を見いだします。
かつて砂糖は貴重品で、
戦後では喫茶店で砂糖を置きっぱなしというのはありえませんでした。
現在は、砂糖を出し惜しみする店などはまずありません。
今はむしろ、カロリーを控えるために砂糖を入れない人が多いくらいです。
砂糖に対する日本人の態度は、
「入れたくても、もったいなくて入れられない」から
「たくさん手に入るけれども入れたくない」に変化した。
つまり、砂糖を使わないという点では
「貧乏時代」と「贅沢時代」は同じである、ということです。
貧困な階級のインド人はコーヒーを飲む時に、
ザラメを手のひらにおいてパッと口に放りこみ、
それからカップに入っているコーヒーを呑むということをやるそうです。
ザラメだからすぐに溶けなくて甘さが継続するから。
これと同じことが、アメリカの上流女性の間でも流行し始めます。
もちろん、インドの場合は高価な砂糖を節約し甘味を得るため、
そしてアメリカ女性は砂糖はいくらでも手に入るがダイエットのため。
事情はまるで違うが、やっていることは一緒です。
「消費行動において、トップとボトムは共通した様式を持っている」
これが、日下氏が指摘する法則です。
つまり、 金持ちと貧乏人はやることが同じ、ということです。
衣服や腕時計の具体例を出しながら論を展開していきますが、
読んでいて思わずうなずいてしまいます。
各企業とも売れる高額商品の開発に余念がないが、
この「トップとボトムの相似法則」を利用すれば、
思わぬところにヒット商品のアイデアが転がっているのではないか、
と日下氏は提言しています。
食卓からの経済学―ビジネスのヒントは「食欲」にあり (祥伝社黄金文庫)/日下 公人

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