自分の机に戻ると、端末のパネルは2台とも倒れていました。
それを立て直してバラバラになった書類をかき集めていると、大きな余震がきました。
その後何度も余震が襲ってきました。

管理職の人達で話し合いが行われ、全員帰り支度をする様に指示がありました。
みんなでぞろぞろとロッカーに移動し、コートを着用し私物を持って自分の机の所に戻りました。
管理職の中で一番の長が言いました。
「まだ皆さんをここから出しません。強い余震で建物の外壁が落下する危険があります。この建物の中は安全です」
この人は16年前の阪神淡路大震災も経験しているとの事でした。
その経験からの判断だった様です。