数か月前までは「仮面ライダー」がすべてにおいて一番だった彼ですが、いまはおそらくポケモンの方が上なのだと思います。
きっかけはおそらく、カミさんのやっていた「ポケモンGo」だと思います。
外出先で珍しいポケモンが見つかると、時々カミさんがスマホを子供に渡して、捕まえさせてあげていたのですが、やっぱり彼にとってはそれが楽しかったようです。
そして決め手は3DS用ソフト「名探偵ピカチュウ」でした。
無料だからということで、体験版の名探偵ピカチュウをやっていたのですが、予想以上に彼ははまっていきました。
また、以前は親のサポートなしではゲーム画面の遷移のオペレーションなどができなかったのですが、その体験版名探偵ピカチュウを通して、未開拓の場面での対応なども含めて、何でも一人でできるようになっていきました。
・・まあ、謎解きの要素も多分にあり、またゲームの中で起きる色々な事象を体系的に理解している(つまりゲームを通して論理的思考を学習している)様がかなり伺えたので、5700円以上の出費は痛かったですが(笑)、購入したのでした。
それからはもう、彼はすっかりポケモンの虜になっていきました。
そんな彼が、「Let's go ピカチュウ」をやりたがるのは必然だったと思います。
ちなみに自分とカミさんとしては、どちらかと言えば「Let's go イーブイ」をやってほしかったのです。
なぜなら、イーブイってしっぽ付きのコーギー犬が原型になっているかのような雰囲気で、かわいいからです。
しかしうちの子は絶対にピカチュウだと言い張り、「Let's go ピカチュウ」の方になったのでした。
※なお、うちの子が書いたサンタさんへのお願いのお手紙には、「Let's go ピカチュウ」と「Let's go イーブイ」の両方をください、と書いていたようです。両方手に入ったら「Let's go イーブイ」の方は我々親にあげようと思ったようです。
ちなみに自分は最近まで、ポケモンの世界観を全く知りませんでした。
ポケモンGOが大流行していた頃も、自分は残念ながらWindows Phoneを使っていたためプレイできませんでした(笑)
しかし、最初のブームからすでに20年以上も経っているのにいまだに安定した人気を誇るポケモンというアニメのいったいどのあたりが人々を魅了しているのかはマーケティング観点から興味はありました。
今では毎週テレビ東京で放送中のポケモンを子供と一緒に見ているので、その世界観はさすがに分かってきました。
また、その人気の理由も少しだけ分かってきました。
キーワードはおそらく「コレクション」「冒険」「戦い」「動物」かなと思います。
そして少しだけ自分も、「Let's go ピカチュウ/イーブイ」をやってみたいという気持ちにもなりました。
可愛いポケモンを連れて冒険に行ってみたい、と素直に思ったからです。
「冒険に行きたい」・・そういう気持ちが、今でも自分の中にあるんだなという発見でもありました。
やっぱり男はいくつになっても、何かを求めて冒険に出ていきたいという情熱が消えないのかも知れませんね。
そういえばうちの子も、保育園を卒業するときに「将来は冒険家になりたい」と言っていたのですが、職業を冒険家とするかどうかはともかくとして、彼の中にも「何かを求めて冒険に出たい」という強い意志があるのか知れません。