昨夜(今朝)はもちろん、午前3時に起きて日本 vs ベルギー戦をライブで見てから、出勤しました。
当然、会社では多くの場所でサッカーの話題が発生しておりましたが、どこで発生した話であっても、話している人達の温度感が、完全に2つに分かれていることを発見しました。
その温度感の差とは、しっかり午前3時からライブで観戦した人と、試合は見ないで朝普通に起きてニュースなどで結果とダイジェストだけ見た人の差でした。
・・確かに、もしも自分も普通に寝て、朝普通に起きて、試合結果だけみたら、「3:2か。。まあ、そんなもんだろう。それでもよく日本も2点取ったじゃん!」というように軽く受け止めていたと思います。
しかし。
この悔しさは、まずライブで見た人にしかわからないと思います。
どんなに冷静に見ていた人でも、どんなに日本の勝利に対して悲観的だった人でも、あの試合をライブで見ていたら、途中絶対で「これはひょっとしたら勝てるんじゃないか!?」と思ったはずです。
そして実際、間違いなく「勝てた」試合だったと思います。
確かに、後で見直すと、ベルギーの2点目と3点目は、取られるべくして取られたゴールだったように素人目には見えましたが、少なくともベルギーの1点目はそもそもシュートしたつもりもなかったと思いますし、いってみれば「偶然」入ってしまったゴールだったように見えました。
そして悪いことに、あの1点目こそ、日本チームの強かった意志の中に穴をあけてしまったゴールだったのではないかと思います。
しかし、それでも、日本がもう一点取れていてもおかしくなかったプレーは複数個あったと思います。
そして、逆転されてからわずか1分もプレーする時間がなかったこと・・あの悔しさ、あのやり場のない怒り、喪失感はなかなか味わうことが少ないものだったと思います。
もしも自分がロシアのスタジアムにいて、生観戦していたとしたら、まず号泣していたと思います。
・・それでも、日本代表は確実に強くなっていると思いました。
素人の主観なので的が外れているかも知れませんが、中盤のボールキープ力が増したと思います。
個人技によるキープ力というよりもむしろ、組織連携によるフォロー、そしてそれを取られる前にさらに回してリスクを減らすといったことが非常に良くなったと思います。
以前はよく、例えばゴールキックで中盤に送られた高いボールを受けてもすぐに相手ボールになってしまったり、簡単に倒されたりしていたと思いますが、今回はしっかりキープして、前線にも通って、当然逆襲されるリスクを避けて、非常に安定感のあるサッカーになっていたと思いました。
また、昔は決定力不足ということを毎大会言われていたと思いますが、初戦で2得点、次戦で2得点、そして今回も2得点と、確実に結果を出してくれました。
今大会日本の最後のゴールになってしまった乾選手のミドルシュート、あれは世界のトップストライカーたちのビューティフルゴールに引けを取らない、素晴らしいシュートと、香川選手の落ち着いたラストパスでした。
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思い出すのは1994年アメリカ大会、ブラジルとイタリアの決勝戦を見て、素人目にもサッカーのレベルが日本とはまるで違うことがすぐにわかる状況でした。
あの時、日本がワールドカップに初出場できなかったのはもちろん残念でしたが、正直、出たとしてもレベルが違いすぎて話にならないな、と思ってしまいました。
しかし今、日本代表のレベルは、世界の強豪国相手でも、少なくとも勝負になるレベルになったのだと思います。
日本がそのように成長してきた原因は、日本選手が皆海外のリーグで経験を積み、実力も戦術も世界のトップクラスの選手にもまれながらあげてきたからではないかと思います。
今回の代表選手、3試合スタメンだった選手を見ると、昌子選手以外全員海外のクラブに所属しています。(※昌子選手にはすでに海外のクラブから声がかかりつつあるみたいですね)
それと比較して、1998年のフランス大会の日本代表を見ると、全員Jリーグの選手でした。のちに中田選手や名波選手らはセリエAに行っていますが、98年の時点では国内でプレーしていました。
また4年後・・ 待つのは遠い遠い道のりに今は感じますが、何と言っても若手の成長・活躍が今大会見られましたので、彼らが成長して、そしてさらに新しい戦力(FC東京の久保選手などいかがでしょうか?)が加わり、今度こそ、今度こそベスト8以上という未踏の地に立ってほしいものです。