HPさんの、Spectre 13 という13.3インチ液晶のノートPCです。
http://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/spectre_13_af/

このマシンの特徴は、性能はもちろん、なんといっても外観の美しさだと思います。
自分の場合、外観は二の次で、性能と使いやすさを重視しており、今回このマシンを「買い」のマシンと思った根拠はもちろん性能と使いやすさなのですが、それでも、このマシンの一番の特徴と言われたら、真っ先に外観の美しさをあげないわけにはいかないと思います。
それほど、素晴らしい仕上がりです。
これだけ見事な仕上がりであれば、もうそれだけでどこへでも持ち歩きたくなってしまいます。
また、プラシーボ効果も手伝って、全く同性能の外観がそれほど気合の入っていないマシンに比べて高性能なように感じてしまうものだと思います。
「タッチ対応で世界最薄」ということで、折りたたんだ状態で薄さがなんと1センチちょうどくらいという、信じられない薄さです。
そして重量が1.11kgという、素晴らしい軽さです。
今使っているSurface Bookの、キーボード部分を脱着した液晶・本体部分だけの重さよりも軽いです。
ということは、今現在Surface Bookの液晶・本体部分だけを毎日持ち歩いてキーボード部分は会社においてあるのですが、このHPさんのマシンであれば、キーボード(しかも高性能)をつけたまま毎日持ち歩いても、今までより軽くなるということですね。
さて、肝心の性能部分の詳細にコメントしていきたいと思います。
まずCPUですが、待望の、第8世代Core i7搭載(1.8GHz~4GHz、キャッシュ8MB、コア4個)です。
BENCHI R15のベンチマークの結果によれば、今使っている第6世代(Skylake)の実に187%の性能、おおよそ倍ちかい速度になる場合があることになります。
メモリ16GB、PCI-e接続のSSD512GBと、ばっちりメインマシンとして使えるスペックです。
液晶は13.3インチの1920×1080(フルHD)で、自分としては理想的です。
というのは、もっと解像度の高い液晶もあると思いますが、それだと字が小さくて見づらいからです。
スケーリングをあげればいいと思われるかも知れませんが、スケーリングに対応していないアプリやWebツールでは、地獄を見ます。(というか見えません。。)
そしてベゼル(額縁)が非常に薄く、表示効率が良いです。
もちろん、タッチ対応です。
認証も、Windows Helloの顔認証(指紋認証はなし)ということで素晴らしいです。
重くてもSurface Bookを手放せなかった理由の一つが顔認証でしたから、このマシンであれば問題ありません。
また、バッテリーの素晴らしさも特筆すべき点です。
急速充電対応で、30分の充電で50%充電することができ、大変モバイル向きです。
フル充電で、カタログスペックで11時間15分となっていますので、実質おそらく9時間くらいは使えると思われます。
拡張性に関しては、USB type-Cが3つ付いています。
ここについては、後ほど下の方で別途コメントを書きたいと思います。
そして、このクラスのノートPCには珍しく、オーディオにこだわっています。
単に音が出るというレベルのものではなく、低音が響く、素晴らしいステレオスピーカーを搭載しています。
ということで、自分のものさしで測る限り、このマシンは十分に「買い」で、性能の素晴らしさはもちろんその外見の美しさからも、「期待以上」のマシンだと思います。
では、弱点というか、自分の想定している使い方での問題点はないのか、ということになると思いますが、いくつかあります。(ただし致命的ではありません)
以下に列挙したいと思います。
1.タブレット型にならない。つまり2 in 1ではない。
電車の中でたまたま座れたときに、13.3インチクラスのノートPCを出して、タブレットモードでPDFで保存してある書籍類を読みたいと思っていたので、2 in 1にこだわっていたのですが、正直なところ、あまりそれをやるとは思えません。
第一、スマホのように落下防止リングをつけたりすることもできませんので、落としそうで不安です。
もっとも、HPさんから2 in 1のモデル、Sprectre x360というこれも素晴らしいモデルが発表されており、どうしても2 in 1がいいならそちらにすればいいのですが、これだと重さがプラス200グラムになり、このクラスでは「重くも軽くもない」くらいになってしまいます。
であれば、そのようなほとんどやらなさそうなシナリオ(電車でPDFを読む)のために重さを犠牲にするより、タブレットモードを犠牲にして、本体の軽さをとった方がいいと思います。
2. フルサイズのUSBポートがない
今後数年内に、おそらくUSB-TypeCのデバイスが完全に主流になり、これまでの大きなUSBコネクタは次第にすたれていくのだと思いますが、今はまだ、やっぱり従来のUSBコネクタが主流だと思います。
一番困るのが、会社の中の会議室で、テレビ会議をするための機材に接続する際のインターフェイスが通常サイズのUSBのため、このマシンだけを会議室に持っていくと、困る場合があります。
対応策として、付属のコンバーターを使うことで、普通のサイズのUSBを使うことができるので、致命的な問題ではありませんが、やっぱり一個でも普通のサイズのUSBがあると楽でした。
また、同様の問題として、外部ディスプレイの出力端子がないのですが、これもRGB端子ー>USB-Cコンバーターのような製品をかませることで対応できます。
なお、この端子問題は、本体を薄くすることとのバーターですので、仕方ないと思います。
ところで、以前の記事で、もっとも「買い」に近かったマシンはNECさんのマシンか富士通さんのマシンであると書きました。
実際、富士通さんから出た新しいモデルは、このHPさんのモデルとほぼ同じような基本性能でしかも、より軽いのですが、とにかくタッチスクリーンでないことが致命的でした。
また、NECさんからは今のところこの13.3インチクラスで新製品が出てくる気配は感じられません。
仮に、今のモデルに第8世代Core i7を搭載してきたとすると、重さと2 in 1と拡張性でNECさんの勝ちですが、顔認証とメモリサイズとデザインでHPさんのこのモデルに分があります。
なお、値段も税込みでも20万を切ります。
もちろん安くはありませんが、30万越えだったSurface Bookに比べれば、手が出しやすい価格だと思います。