うちの会社の社長(日本支社としての社長)となると、経済界的にもかなりの有名人ですし、マネージャー(管理職)の人たちならばまだしも、我々平社員が直接関与することは、職種にもよりますが、普通はまずありません。
社長室は、そもそもちょっと入りにくいセクションの大部屋の中に、さらに別室として設けられており、入り口付近には社長専属の秘書(うちの会社では「秘書」という言い方はしませんが、一般に言われている秘書に相当する仕事をされている方)がいらっしゃり、もしも社長に用があるのであればまずはその秘書の方を通す必要があります。
おそらく社長自身は、歴代どの社長もそうだったに違いありませんが、非常にオープンなマインドの方ばかりで、社長室を閉鎖的な空間にしようという意識はなく、ぜひ気軽に立ち寄って、現場の声を聞かせてほしいと思っていらっしゃったに違いありませんが、現実にはなかなか近寄れる部屋ではないかと思います。
実際、自分も15年以上この会社で働いてきて、社長室に入ったことはこれまで一度もありませんでした。
ところが、今回たまたま、うちの会社の中でもキーパーソンと言える二人と自分を含めた3人に、社長からちょっとしたプロジェクトを依頼され、その詳細をうかがうために直接社長と話す必要が生じ、その一度も入ったことのなかった社長室に入ったのでした。
※ちなみにそのプロジェクトというのは、当然ここに書くことはできませんが、別にシークレットな内容のものでもなければ特殊な業務でもありません。
そうして入室した社長部屋の中は。。。
いたって普通でした(笑)
部屋の中には社長の座るデスクと、それとは別に少人数で会議ができるサイズの設備があり、我々はそのスペースで社長と話をすることになります。
漫画やドラマの世界でよく出てくるような、パターゴルフの練習用の設備があるわけでもなければ、悪趣味な高級オブジェが並んでいるわけでもなく、仕事の効率をよく考えられた空間となっていました。
我々が何か社長に対して説明する際に説明しやすいように、その会議スペースには大型のモニタが2つ用意されており、例えばメインのスライドを一台目のモニタに表示しながら、その背景となっているメールスレッドをもう一つのモニタで見せるといったことも簡単です。
ちなみに社長室の壁はすべて透明ガラスになっており基本的には丸見えです。
また、中に社長以外いない、もしくは電話などをしているわけではないときには部屋のドアは開いているようです。
つまり、物理的には極めてオープンな空間となっていると思います。我々社員がそういう意識を持っているかどうかはともかくとしてですが。
なお、それから約一週間後、そのプロジェクトの流れで、今度は会長部屋にて会長からお話を伺いました。
部屋の構造は社長室とほとんど同じでした。
会長はさらに有名な人で、いわゆる経済界の大物といえる存在の方ですので、直接お話ができただけでも大変貴重な経験でした。
上記のプロジェクトに関しては、今週役員の方々の参加される会議で我々は説明をしなければなりませんが、役員の方々は甘くはなく、非常に鋭く、地頭の極めて良い方ばかりなので、予想できないような質問に答えられるかがいまから心配です。
しかも話は日本語になったり英語になったりクルクルと入れ替わるので、さらに混乱したりします。。
まあ、自分は今回はメインで話さない予定なので、まだいいのですが、それでも自分たちのチームの業務に関連する部分の質問に関しては当然答えなくてはならないので、やっぱり心配です。
それでも、経験としては貴重なものになると思われるので、こういう機会を生かしていきたいところです。