去年までは30分程度の短い時間で、チラシなども特に市民に配布したりしていなかったと思いますが、今年はしっかり一時間行われ、かつ各家庭にチラシが配られたため開始時間も終了時間もよくわかりました。

花火の内容が去年までに比べて豪華だったのかどうかはわかりませんが(去年まではあまりじっくり見たことがありませんでした)、開催時間や広告の打ち方の観点から、明らかに今年は気合が入っていたように思われます。
そうなると、なぜ今年はそのように気合が入っていたのかが気になるところです。
そもそも花火大会を開催するには、言うまでもなくかなりの費用がかかります。
花火の玉の値段というのは日本煙火協会という団体が定めているのだそうで、いわゆる一尺玉(10号玉)で6万円くらい、20号玉ともなると60万円もするそうですが、20号玉の大きさたるや直径400~450mにもなるそうで、スカイツリーの高さ(634m)には及びませんが東京タワーの高さ(333m)よりははるかに大きいという計算になります。凄いですね。
また、打ち上げる玉の数も、大掛かりなものになると1万発以上、隅田川花火大会クラスにもなると2万発以上にもなります。
一発数万円もするような花火を1万発あげたら・・小さい玉で数千円から、最大でひと玉60万円にもなるわけですが、単純計算で1万円×1万発だと1億円ですね。
実際、大掛かりな花火大会の費用は一億円くらいが相場であり、隅田川花火大会で一億5千万くらいであると言われているようです。もちろん、玉の代金だけではなく運営費や人件費もかなりかかりますので、玉だけで一億円はかけていないかも知れませんが。
それでは、その一億円前後の費用はどこから出てくるのか?ということですが、隅田川花火大会のようにTV放送などもされて、広告の効果が非常に高いものの場合にはスポンサーの出資額の占める割合が大きくなるようです。
ただ現実にはその地方の県や市が予算をとることで運営されているようです。つまり税金ですね。
加えて、閲覧席を設けることで収入を得る場合もあります。
うちの地域の花火も、有料席は一万人分以上設け、一番いい席は4人分のテーブル席で2万円(ひとりあたり5千円)で、一番安いイスなしのシートでも2千円くらいするようですので、ほとんど有名アーティストのコンサート並みの規模の集客と考えられます。そして全席完売したようですので、その収入も少なくないと思います。
・・上記のような花火大会の背景から考えて、うちの地域の花火が今年ちょっと気合が入っていたということは、つまりうちの市が年度予算を組む時に花火大会の予算を去年よりも多めに取ったか、もしくは例年以上にスポンサーがついたかのどちらかであると考えられます。
どちらにしても、そのように花火に力を入れられるということは、自分たちの住む市が前向きに行政されている可能性が高いと考えられるかと思いますので、決して悪いことではないのではないかと思います。
来年もまた、素晴らしい花火大会が行われるといいですね。