しばらく前のことですが、うちの子(3歳・男の子)をお風呂に入れていたときのことでした。
彼にとってお風呂はひとつの重要な遊び場ですので、洗われながら、もしくは洗われた後、想像力を全開にしてお風呂場で遊ぶのですが、
その時彼のやっていた遊びは「パン屋さんごっこ」でした。
お風呂場にあったスポンジをパンに見立てて、それを洗面器に入れて上からジョロのおもちゃで水をかけてタオルをかけ、しばらくするとパンが出来上がる、という遊びをしていました。
しかし、いつまでもそれをやっていて、いくら「もう出るよ」とか、「あとはお着替えしてブクブクペッ(歯磨きのこと)すればママに会えるよ」とか言っても全く聞かず、本当にいつまでもパン作りの遊びをやめないので、仕方なく「いい加減にしなさい!」と叱り、強制的に脱衣場に連れ出しました。
ここできっと彼は「うわーん」と泣き出すか、「まだ遊びたいよぅ」と文句を言うと思いました。(いつも同じような状況ではだいたいそんな感じです。)
ところが彼はその時、ちょっと残念そうな顔をした後、にっこりしながらこちらを見て、
「ねえパパ、またいっしょにおいちいパンつくって、いっしょに食べようねー」
と言って着替えを始めたのでした。
・・なんだか、自分がとっても心が狭くて器の小さい人間であることを再認識させられる出来事でした。