先日、高校生約40人の前で ソフトウェア開発に関するスピーチをしました。
対象の高校生は、実は母校の高校と同じ市内の、しかも同じ工業高校の生徒さんたちでした。
実は、今回その懐かしい高校の生徒さんたちがうちの会社に訪問すると聞いて、思わずボランティアでプレゼンをさせてもらうことにしたのでした。
事前に一人一人のアンケートを読んだのですが、どの子のアンケートも皆、「プログラマーになりたい」とか「ソフトウェアの作り方をもっと知りたい」とか、やる気に満ちあるれているような内容でした。
中でも多かったのが「ゲームプログラマーになりたい」「ゲームを作ってみたい」というものでした。
それらのアンケートを読んでいて「ああ、自分もそうだった」と思い出しました。
自分の場合、中学2年生の時にPCに出会い、それからずっとソフトウェア開発と共に生きてきましたが、そのきっかけはただ単に、ゲームセンターにあったゲームと同じゲームを100円玉を入れなくても家でできるようにしたかったという、ただそれだけのことだったことを思い出しました。
そこで当日のスピーチでは、そのこと(ゲームが作りたかったからPCのプログラミングを始めたこと)を切り口にして、話を始めました。
一応スライドも作っていきましたが、話の内容はその場の雰囲気にあわせて、その場で思いついたことを中心に話していきました。
自分がやりたいこと(ここではゲーム作り)に向かってためらいなく進んでいくことで、必ず限界は越えられるということや、
やる前はとてつもなく難しいと思えるようなこと(ゲーム作りで言えば、Sin/Cos関数の知識などは不可欠)でも、完成を見据えて取り組んでいけば、意外にすんなりわかってしまうものであるということなどを話していったのですが、そのうちに
「・・そうやってゲームを作るためにPCの技術を理解していくうちに、いつしか、ゲームよりももっと凄いことがPCでできるんじゃないか?と思うようになりました。
当時は世間一般ではPCが仕事で本格的に使えるようになるとは思われていませんでしたが、私は思いました。『PCを応用すれば、世の中を変えることができるんじゃないか?』と」
実際には学生時代には、明確に「PCで世の中を変えてやろう」などと野心的に思っていたわけではありませんでした。
しかし、PCの中にとてつもなく大きな可能性があるとは思っていましたし、たぶん自分の深層心理の中では「PCで世の中を変える仕事をしたい」と思っていたのだと思います。きっとその大きな目標に向かって進み続けた結果として、今の自分があるのだと思います。
結局、会社訪問に来てくれた高校生のために話していた話でしたが、自分の中でもそのような発見があったのでした。
後日集計していただいたアンケートの結果を見る限り、生徒さんたちにもそこそこ満足してもらえたようでした。
Q1. 今日の訪問に: 満足した 94% 少し満足した 6% 満足できなかった 0%
Q2. 今日の話は:わかりやすい 94% どちらでもない 3% 少しわかりにくい 3%
またもし、ソフトウェア開発に興味のある生徒さんたちが訪問に来る機会があれば、より内容を充実させて、スピーチをしてみたいところです。