高校の同窓会でのもう一つの感動 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

先日の同窓会でもう一つ感動したこと、それは「このクラスの仲間と、何かやってみたい」と熱く語ってくれた人がいたことでした。


彼は唯一、我々のクラスの中で国立大学を卒業した人であり、既に大手の企業で課長をやっている人なので、正直なところ彼に再会するまでは、彼はきっとこのクラスに対する思い入れはあまりないのだろうな、と思っていたのでした。

なお、当時の状況の中で、うちの学科から一般受験で国立大学に入ることは、ほとんど不可能に近いことでした。
なぜなら我々の学科は技術者を養成する学科であり、授業で学んでいたことはほとんどが理系の科目だったため、数学や物理などの理系の試験しかないような一部の私立大ならまだしも、当時で言う共通一次は半分以上が文系の試験でしたから、我々にとって国立大学に入ることは極めて難しいことだったのです。

しかし彼は、入学後早い段階で、我々の学科で行っていることとは全く違う進路をとることを決意していました。
一般受験で国立大学を受験しようとしている人など学校中見渡してもほぼいない状況の中で、彼はその信念を曲げることなく、頑張っていました。

しかもその間、学校の授業を欠席するということはほとんどありませんでした。
もちろん、内職というか、技術の専門科目の授業中に全く別のことを人で一生懸命やっている、ということはあったと思います(笑)

それでも彼は、我々のクラスに"所属"してくれいていました。クラスメイトの誰からも好かれていました。いわゆる「ガリ勉」みたいな雰囲気の人ではなく、むしろ人気者系の人でした。


そして結局彼は、一浪しただけである国立大学に見事合格し、今の地位まで一気に登りつめたのでした。

なので、彼にとっての一番思い入れのある母校は我々の高校ではなく、きっとその大学なのだろうと勝手に思っていました。

しかし、先日の同窓会の4次会・5次会で、彼は「このクラスの仲間で、何かやってみたい。遊びから始めればいいし、遊びで終わっても構わない。でもきっと、何かできることがある。ゴールはみんなで出し合ったアイデアを形にして、それで特許をとることだ」ということを語りだしたのでした。

もちろん、酔った勢いというところはあったと思います。
しかしながら、やはり根本的に頭のいい人なので、彼の論点には具体性があり、「楽しくてしょうがないからついやり込んでしまう」という気持ちを生かして「世の中で、できているようで実は実用レベルに落とし込めていない部分」を埋められるような何かを、「このクラスの個々の才能を結びつける」ことで形にしたい、というものでした。しかも今の仕事や生活を一切犠牲にしない、遊びの延長がベースなので、ほぼノーリスクです。

また、彼はこんなことも言っていました。
何かアイデアが出る時というのは2つパターンがある。1つは、追い詰められて追い詰められて、片時もそのことを忘れられない状況の中で、夢の中でまで考えて、突然、ああこれだ!と思いつくパターン。もう一つは、やってみたいことを思いっきり楽しんでやっているうちに、その先に新しいものが見えてくるパターンなんだ。」と。
なるほど、彼もまた素晴らしいTalentなのだと再認識しました。


そのプロジェクトを本当にやるかどうかはわかりませんが、少なくとも、誇れる昔からの仲間達との15年ぶりの再会は、自分の中に何か違いを作るきっかけになったのではないかと思います。