「ビル・ゲイツの面接試験 -富士山をどう動かすか-」 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

今や多くのIT系の企業の面接試験では、「臨機応変な発想力・展開力」「考えをまとめる力」「そしてそれを伝える力」をその場で見せることを求められることが多くなっているように思います。

その場で、基本的には業務と全く関係のないような質問、例えば「アメリカで消費される車のガソリンは、年間どのくらいか?」というような質問をされたとします。
その時 期待されている回答は、本当のアメリカのガソリンの消費量の統計データを丸暗記しておいての正確な数値ではないようです。
期待されているのは、その数値を知らないという前提で、あらゆる知識や考え方を総動員して、論理的にそれらを組み立てて、最終的にガソリン消費量の大雑把な推定量に持っていくことであり、ポイントはいかにロジカルに、フレキシブルに、その考え方をその場で構築できるか、というところになるかと思います。

このような類の質問を採用試験の面接ですることは、今のこの業界においては非常に的を得ていると思います。

「いやいや、面接での質問は、本来の仕事に関係のあるものにするべきだ。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、本来の仕事に関係のある質問をすることで、即戦力になるかどうかを判断する材料になると思いますし、実際そういう質問も合わせてされていると思います。

ただ、今の世の中、特にIT業界においては、変化があまりにも早く激しく、入社時に持っていたスキルが10年後にそっくりそのまま役に立つということは少なくなっているかと思います。
結局、入社後にもその仕事の変化に合わせて学習し、新しい技術に対応していける、柔軟さと成長するポテンシャルを大きく持っている人材が、長きにわたって意味のある仕事を続けることができる人材なのだと思われます。

そういう意味で、この本に書かれているような「思考力を問う問題」に対応できる柔軟性は必要なのだと思います。



この本はしばらく前に貸していただいて読んだ本なのですが、この本に書かれていた問題について考えていると、硬い頭がぐにゃぐにゃと柔らかくなっていくようでした。