ギターの音色は素晴らしい | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

自分は昔から、ギターという楽器が好きでした。というより、ギターの音が好きでした。
もちろん、一歩間違えればただうるさいだけの雑音発生機にもなり得る楽器ですが、ギターほどプレイヤーの気持ちを込めやすく、かついろいろな音を作り出すことができる楽器もなかなかないと思います。

もちろん、シンセサイザーなどを使えばギター以上に多彩な音を作ることは可能だと思いますが、シンセサイザーの音は、演奏者の指先とつながっている感触がないと思うのです。
例えるなら、リモコン経由で操作しているような感じでしょうか。
ギターであれば、エレキであってもやはり弦を指で押さえたりはじいたりしますから、直接「音を作っている」感じがあります。


あれは高校3年の頃でした。
ギターって、こんなにも表現力が豊かな楽器なんだ!」と思った瞬間がありました。
それは、あの伝説のバンド・BOOWYのライブ映像を見た時でした。
布袋さんのギターが、本当に自由で、その場で湧き上がってきた感情をそのままアドリブにして弾いているのが素人目にもよくわかりました。
BOOWYというバンドは全員強い個性があって、全員目立っていたのですが、布袋さんのギターは別格でした。
あれを見て、ギターという楽器を手に取ってみたくなったのでした。



実をいうと、布袋さんのギターを聞くまで、「ギターの音」というのがどの音なのか、良くわかっていませんでした。
歌謡曲や軽いJPOPでは、ギターが複数本入っていたり、キーボードがメロディを演奏していたりするので、どれがどのギターの音なのか、そもそもどれがギターの音なのか、知らなければわからない状態だったのです。
それが、布袋さんの凄すぎるギターのおかげで、明確になったのでした。


実際に自分で安いギターを購入して練習をするようになると、今度は「世界のトップギタリスト」の演奏ばかり聞くようになったのでした。



類にもれず、エディ・ヴァンヘイレンイングヴェイ・マルムスティーンスティーブ・ヴァイといった、当時を代表するギタリストたちの曲ばかり聞いていました。
しかし、それらの曲は、音楽そのものを楽しむようなものではなく、ギターの速弾きだったり、ライトハンド奏法などをはじめとするスーパーテクニックを誇示する意味合いが強いものばかりで、それを真似することばかり追いかけていた自分は、本来ギターを弾こうと思った時の気持ちから大きくはずれかかっていたような気がします。


以後、ギターを弾くのをやめて、そんなトップギタリストの演奏を聴くこともなくなっていました。
軽く10年以上の年月が流れ、もうギターの音に固執したりすることもあるまい、と思っていた矢先に、3人の天才ギタリストの生演奏を聴きました。
スタンレー・ジョーダンエリック・ジョンソンそしてマイク・スターンです。



マイク・スターンは少し指向が違いますが、先の二人はギターのテクニックという観点からすれば、20年前のギターの神様たちが小さく見えてしまうほどの技術を持っているのですが、自分の中で一度は消えていたギターに対する思いがよみがえってきたのはそのテクニックのせいではありませんでした。

心を奪われた理由、それは「」でした。
まさに引き付けられるような音色と演奏なのです。
彼らの「ギターテクニック」は、ただ単純に速く弾いたり見た目が派手な弾き方をしたりするためのテクニックではなく、美しい音を出すためのテクニックだったのです。

彼らの素晴らしすぎる演奏を聴いているうちに、自分が高校時代に純粋に「ああギターの音って素晴らしい」と思った時の気持ちを思い出しました。

そして先日、TUBEのライブで春畑さんのギターを聞いて、「あれ、この人こんなにいい音出すんだ」と思ったのでした。
聞くところによれば、彼は日本人で唯一、フェンダーUSAと専属契約を結ぶ、いわゆるトップギタリストの仲間入りを果たした一人だったのでした。

彼のギターを聞いて、老後になって時間ができたら、またギターを弾いてみたいという気持ちになったのでした。