先日は久しぶりに2時間通してテニスの朝練をすることができました。
これまでずっと、予約した日に雨が降ったり、他の用事とぶつかったりしてできなかったのでした。
今回も一人ですから、ずっとサーブの練習をしていたのですが、今回特に気を付けたのは「脱力する」ことでした。
以前もここで書いたことがあるのですが、テニスのようにラケットを振ってその遠心力でボールに力をかけるスポーツでは、腕力で叩きつけるような振り方をするよりも、腕の力を抜いてムチがしなるような力で振った方が、実はボールにかかる力はずっと大きくなります。
当然、力を抜いて振った方が腕も疲れにくいですし、腰や背中の回転を乗せやすくなるのでさらに重いボールを打つことが可能になります。
「こんなに力を抜いたらさすがにボールは飛ばないだろう」と思うくらい、ラケットを落とす寸前くらいにブランブラン手首や肘・肩が脱力している状態で、慣性だけでラケットを振って、タイミングが合うと、信じられないようなボールになるもののようです。
そのことを体得するために、脱力、脱力、ひたすら脱力を意識しながら何百本ものサーブを打ち続けたわけですが、練習が終わった直後はこれまでの練習に比べて体が疲れていませんでした。
「これはやはり、意識して力を抜いたために、体が無駄な体力を消耗しなかったのだろう」と思っていました。
ところが。
今朝になって、右肩と腰と背中と足が激しい筋肉痛になりました。。
これは、力んでサーブを打っていた頃に味わった筋肉痛よりもさらに激しいもののような気がします。
脱力することにずっと気を付けていたのに、なぜなのでしょう。
・・おそらく、脱力してスイングする=ムチがしなるような力を生み出すとき、全体的には力が抜けているように感じますが、例えばボールにヒットする瞬間や、振りぬいた腕が収束するタイミングで、腕や体に激しい力がかかるのではないかという気がしています。
物理の法則から考えててみれば、停止している状態のボールにインパクトを与えて、速くて鋭い打球を生み出すためには、それと等価のエネルギーが必要になるわけですから、体が楽な状態のままであるのは理にかなっていません。
当然、その速いボールを生み出すエネルギーが体のどこかから放出されたということだと思うので、それなりに体は疲れるのでしょうね。
「脱力してスイングする」=「体に負担がかからない」ということではないようです。
次の目標は、体から放出されたエネルギーを最高の効率でボールに伝えることで、最も無駄のない、体に負担が最小限になる打ち方をすることになりそうです。