はじめはほとんどカミさんの付き合いで行く、という気持ちで行ったのですが、実際に見て宮崎先生やジブリスタッフのみなさんの「映画作りにかける情熱」「映画を通して伝えたい人間らしさ」といったものに感動しました。
例えば「崖の上のポニョ」ですが、このコンピュータの全盛期にあえて鉛筆画だけでアニメーションを作り、その画数なんと15万枚以上なのだそうです。
(着色などにはコンピューターが使われているそうですが)
「アニメーター」と呼ばれる仕事は非常に根気とセンスと技術の必要な仕事で、パラパラ漫画のような要領で鉛筆画を書いていくそうですが、2時間分のアニメ映画のすべてをパラパラ漫画で作成することを考えると、気の遠くなるような作業です。
もちろん、コンピューターを使ってアニメ動画を作った方がずっと速くて正確であることは百も承知で、あえてこの現代の社会に手作りの作品を通して何かを伝えようとしたのだそうですが、その熱意が伝わってか、またその熱意から生まれた「コンピューターでは再現できない何か」が伝わってか、崖の上のポニョはご存知のようにジブリ作品の中でも高い評価と人気を持つ作品になりました。
自分の中では、ポニョはそれほど順位の高いジブリ作品ではなかったのですが、今日の美術館での展示を見てもう一度見直したくなりました。
ちなみに自分の中のジブリ作品No.1は「風の谷のナウシカ」、No.2は「天空の城ラピュタ」なのですが、美術館の中では「となりのトトロ」が一番目立っていました。
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
となりのトトロ
なお、美術館の中にあるシアターで上映されているミニムービーがとても楽しく、またレストランの食事も気持ちのいいもので(一時間待ったのは計算外でしたが(笑))、とても満足感の高い空間でした。
ジブリ作品の熱狂的ファンというわけではない自分でも、とても楽しめてしかもまた行きたいと思うような場所でした。
お勧めのスポットです。