この映画は映画館で見たいと思っていました。
3D眼鏡を使って視聴する完全3Dの映画なので、後日TVやDVDなどで2Dで見たのではもったいないと思ったのです。
実は、3Dの映画を最初に見たのは、去年の夏の「ハリーポッターと謎のプリンス(※このタイトルは間違っていると思います)」でした。
しかしその時は、最初の15分程度が3D化されていただけで、ほとんどの部分は通常の映像だったので、ちょっとガッカリしたのでした。
ただ、その最初の15分の印象は強烈で、まさに自分が空を飛んでいるかのような錯覚を覚えました。
なので、あれがもしも最初の15分だけではなく最後まで3Dだったら、どんなに素晴らしいだろう、と思っていたのです。
そして今回のこの「アバター」は全編3Dということだったので、ぜひ見たい!と思ったのです。
きっと物凄い迫力で最初から最後まで楽しめるに違いない、と。
そして今日、実際に見て見ての感想は。。
これはもう、予想をはるかに超えた、「凄い映画」だと思います。
もちろん全編3Dで迫ってくる迫力も凄かったのですが、最終的にはそんなことはどうでもいいと思えるほど、すごい映画でした。最後の方は3Dで見ているということを忘れていました。
今の映画は(特にこのアバターやスターウォーズなどのような作品は)CGが多用されています。
今のCG技術は既に生の映像と99%以上同レベルのクオリティを再現することができるそうなので、もうどこがCGなのか、どこがロボットなのか、どこが特殊メイクなのか、さっぱりわかりません。
おそらくこの映画に登場している「アバター」達はすべてCGだと思われますが、表情の動きなどあまりにもリアルでした。
それにもし、「アバター」がすべてCGだとすれば、これはもう映画を見ているというよりは、CG作品を見ているようなものではないか、と思いました。この調子では、そのうち映画俳優がいらなくなってしまう?のではないかという馬鹿な心配さえしてしまいました。
しかし、公式サイトでこの映画のメイキングを見て、その謎が解けました。
なんと、生の俳優の動きを、そのままCGの中の「アバター」に反映させる技術を使っていたのです。
これならば、映像の中に登場する「アバター」の表面画像はCGの映像を使用することができ、かつ俳優の演技力をそのまま「アバター」の動作に反映させることができます。
それにしてもその技術は無限の可能性を秘めていると言えます。
演技力はずば抜けてあるけれども外見が俳優としては通用しない、というような人が超一流の俳優としてハリウッドスターになれる可能性もあるでしょう。
もう亡くなってしまった大スターをCGで再現し、その動作の部分を別の人が演技することで、また大スター達に映画の中で会えるかもしれません。
オードリー・ヘップバーンが携帯電話で電話をしながらネットブックでWebサイトを見ているシーンを作ることだってできるでしょう。
なんだかワクワクしてきました。
つい、映像技術の話に偏ってしまいましたが、このアバターという映画の良さは映像だけではありません。
むしろそのストーリー展開の面白さや映画に込められたメッセージ性、そして人類のこれまでの進化と今後について考えさせられる深みを持った、極めて優秀な作品だと思います。