古くからの経験を 新しいアイデアのために生かそう | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

よく、「年を取ると頭が固くなる」と言われます(^_^;;
あまりに長い時間同じ世界や、同じ職種、同じ集団に居続けると、その人の頭の中は古いことで固定されてしまい、新しいアイデアが出てきにくくなったり、他人が提案した新しいアイデアさえも過去の経験の中で体験したことの同類のことというように当てはめて、受け付けなくなってしまったりする、そんな風にも言われています。

しかし一方では、経験の豊富な人こそが、最強のアイデアマンであるという意見もあります。
経験のある人が出してくるアイデアには厚みがある、というのです。
たとえその経験のある人が、頭をからっぽにして、斬新なアイデアを出すことに専念したとしても、やっぱりその人の「考えるベースメント」は過去の経験が構成していると思います。
その厚いベースメントの上で考えられた斬新なアイデアというのは、たとえそれがその時の思い付きから生まれたものだったとしても、本人の意識しないところでその経験などの要素が加味されて、より厚いものになる、ということだと思います。

そういう厚いアイデアが、新しいけれども本物の重みを持った結果を生み出すのだと思います。

例えば、今の64ビットマルチコアのCPUを設計するためには、それは斬新なアイデアが必要だったに違いありません。過去の技術をただ切り張りしただけでは、現在のような超高性能なCPUを作ることはできなかったものと思われます。
しかしきっと、数十年前の4ビットCPUや8ビットCPUの時代を作ってきた、経験豊富な技術者たちの厚いアイデアなくして、今のようなCPUが生まれてくることは難しかったのではないかと思います。

最もいいのは、同じ集団の中に、古くからの経験を積んだ人と全く新しい人とが混在し、お互いがお互いの発言を尊重して、経験と斬新さが融合するようなチームにできれば、素晴らしいプロジェクトを作って成功させることができるのかも知れません。


自分の場合は、今の会社ではずっと「右も左もわからない新人」の気分で働いてきましたが、ふと気がついてみたら、いつの間にか経験者側に入る状態になっていました。
以前は、自分より後からこの部署に入られた方の方が圧倒的に少なかったのですが、今や自分より前からこの部署にいる人の方が少なくなってしまいました。

そして気がつくと、せっかく他の方が出してくれた素晴らしい斬新なアイデアを聞いても「ああ、それと同じようなことを昔やって失敗したんだよねー」などと頭ごなしに言ってしまいそうになる自分がいます。
実際には物事はそんなに単純ではなく、当時と今ではその環境や状況も違うわけですから、当時失敗したから今回も失敗するとは言えませんし、むしろ当時失敗したという経験があるのなら、その時失敗した原因を元に、今回の新たな挑戦に生かすこともできるかも知れません。

経験を生かして新しいことをより良く遂行する

それが、自分の今後の一つの大きなテーマになると思っています。