スポーツと人生を重ねて生きる人 | 気分良く前向きに生きよう & テクニカルを楽しむ

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日常感じた心の世界に通じることや脳の働きに関することを書きながら、PCや携帯やプログラミングなどの技術的なことなども書いていこうと思います。

先日、TVで桑田真澄さんの今の様子を見ました。

彼はもちろんプロ野球選手としては引退しているのですが、彼の中の情熱は、プロ時代と何も変わっていないのだと感じられました。

そう感じられた一番大きなポイントは、始球式での全力投球でした。
彼は今でも野球人として、いろいろなイベントに招待されるわけですが、当然始球式などを任されることもあるそうです。
始球式と言えば、普通はふわぁ~っと山なりのボールを投げて、打者がわざとらしく空振りをして、審判が「ストライク!」と言う儀式だと思うものです。
しかし彼は、その始球式で一球投げるために、ブルペンで肩を作って、投げ込んで汗を流して、全力投球できる状態に仕上げてくるのです。
そしてもちろん始球式の一球は、全力投球で本物のストライクです。

その始球式の投球に関して、彼は言っていました。
「僕を見に来てくれるファンの人達は、僕がふわぁ~っと投げるところを見たいだろうか?たとえ始球式であっても。今の僕の全力投球を見に来てくれたんじゃあないだろうか?」

なんと野球に対して真剣な人なのだろう、と思いました。
中にはおそらく、始球式で全力投球なんてカッコ悪いから、わざとふわぁ~っと投げよう、などと思っている人もいると思います。
しかし彼は、カッコいいとか悪いとか、そういう次元で野球と取り組んできたのではないのでしょう。


彼は今、早稲田の大学院で学生として、野球界に対していかにして貢献できるかを真剣に考えているといいます。
大学の研究室での中間発表の時に、他の学生から質問がありました。
「今、日本のプロ野球の優秀な選手がどんどんアメリカ、メジャーリーグに流出しています。この現状を桑田さんはどう思われますか?」
それに対して彼はこう答えました。
アメリカがいいと思うなら、どんどん挑戦したらいいと思います。しかし、そんな選手たちがぜひ日本でやりたい!アメリカのメジャーリーグよりも、日本のプロ野球で一年でも長くプレーしたい!、と思ってくれるような組織にすること、それが今の僕の夢です

この一言に、感動しました。
もう現役を退いているのに、もう解説者でもなんでもやりながら一生裕福に、楽に生きていけるだけの基盤もあるのに、彼の中には明確な「夢」があり、それを本気で実現するために自分ができることは何なのか、真剣に見つめている姿勢。
きっと、どんなに年をとっても彼は野球界に対して貢献する方法を探し続け、死ぬ間際まで自分にできることをやり続けるのでしょう。

彼もまた、スポーツと人生を重ね合わせて生きる本物のプロスポーツマンなのだと思います。

自分も、まずはもっと今の仕事と人生を重ね合わせて、よりよい貢献を仕事上でできる方法を探すことで、同時に自分の人生の上で、より家族のためや世の中のために、よりよい貢献ができる方法を考えていきたいものです。