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ping pongの白昼夢

ニュースのないのはよいニュース

井上靖 著。


16歳の夏休みに読んだ。


あの時は、高校受験に失敗して

母親からの冷たい視線と言動に霹靂していた。


逃げるようにして

読書にふけっていたあの時。


たぶん、

模試か何かで出題されて内容が気になって

学校の図書室で借りたのがきっかけだったと思う。


そして【宗教】というものに

興味を初めてもったのもその時期だったな。


科挙に落ちた主人公と自分がリンクして、

悲しくてなかなか次のページに進み辛かった記憶しかない。


記憶とはあいまいだ。



今、また読み直そうと思っている。


なんとなく、今年は敦煌に行ってみたいのだ。

バックパック背負って、余分なものは持たない旅。

ビビっと何かきた、中国敦煌。

莫高窟。


先日行った比叡山延暦寺の密教パワーにやられたか・・・

おそるべし、最澄どの。

あと薬師如来さま。




何が原因かはわからないけど
ノドが痛いダウン

風邪なのか、
花粉症でいろいろ荒れてノドにきたのか…

○○は風邪をひかないらしいから、
風邪でないことを願う。


20歳過ぎてから、
必ず1~3月の間に毎年、具合を悪くする。

私には魔の季節だ。
しかも大抵厄介な病気で、治療に時間がかかるやつばかり。

無理をしているのか、
しなさすぎで発症するのか。

それが問題だ。


タイトルに惹かれた。

wowowに夜中やっていたのを録画して。

家族が誰もいない隙に大画面で鑑賞。


期待はしてなかったが、

裏切られた。

静かにそして繊細に主人公の情感があらわれていた。

愛を失う怖さに苦悩し、でも彼女を心底愛していることに気付く。

人と関係を築くこと、深入りしていくのは怖い。

自分をさらけ出すことも怖い。

年をとればとるほど。


【今読んで感じることと、10年後のあなたが読んで感じることは全く異なる】


大人だ。