不況克服の十箇条とは?
歴史を振り返ったとき、ココまで冷え切った不況から経済が
また経済全体が上昇気流にのるまでは、3年はかかると思われます。
この不況期の過ごし方は企業にとって、重要な時期です。
そして、我々が認識すべきなのは、
不況は経営がうまくいかないということの「原因」ではなく、
不況は経営の前提として全員に共通に与えられた「条件」でしかありません。
沈み行く船をただただ、不況のせいにして、手を打たない「思考停止」の経営者
になってはいけません。
この時期はある意味チャンスな訳で、いままでできなかったいろいろな変革を進め、
新規事業にチャレンジし、ムダを省いて会社を筋肉質にする、そして人心を一つにする
といったことを進めた会社こそが、次の上昇気流にのる権利を得るのです。
私は、学生の頃、実家が商売をやっていた関係で、親父の本棚にそろっていた
松下幸之助先生の本を読みあさりました。
そして、このような不況の時こそ、その「教え」を思い出し、自分のパワーに
しています。
最近、CDが発売されたので、ぜひ聴いて見てください。
不況期の経営に関する「ヒント」が得られるはずです。
「松下幸之助に学ぶ 不況克服の知恵」
~不況克服の心得十箇条~
第一条
不況といい好況といい人間が作り出したものである。
人間それを無くせないはずはない。
第二条
不況は贅肉を取るための注射である。
今より健康になるための薬であるからいたずらに怯えてはならない。
第三条
不況は物の価値を知るための得難い経験である。
第四条
不況の時こそ会社発展の千載一遇の好機である。
商売は考え方一つ、やりかた一つでどうにでもなるものだ。
第五条
かってない困難、かってない不況からはかってない革新が生まれる。
それは技術における革新、製品開発、販売、宣伝、営業における
革新である。そしてかつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる。
第六条
不況、難局こそ何が正しいかを考える好機である。
不況のときこそ事を起こすべし。
第七条
不況の時は素直な心で、お互い不信感を持たず、
対処すべき正しい道を求めることである。
そのためには一人一人の良心を涵養しなければならない。
第八条
不況のときは何が正しいか考え、訴え、改革せよ。
第九条
不景気になると商品が吟味され、経営が吟味され、
経営者が吟味されて、そして事が決せられる。
従って非常にいい経営者のもとに人が育っている会社は好況の
ときは勿論、不況のときにはさらに伸びる。
第十条
不景気になっても志さえしっかりと持っておれば、
それは人を育てさらに経営の体質を強化する絶好のチャンスである。
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