シートベルをしてねって、どう言う?
ちょっとこの3つの「お願い」を読んでみてみてくださいますか。
あなたは、どうお願いされたら、気持ちよくシートベルトをつけられますか?
1
「後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
2
「万一の事故の際、当社は責任を負いかねますので、
後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
3
「お客様の安全をお守りするために、後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
いかがですか?
そうですよね、やはり3番目ですよね。
実は、この3種類の「モノの言い方」が、
どんな時も大切にしてほしいとっておきのことを物語っているんですよ。
まず
1
「後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
は、やってほしいことだけを伝えています。
2
「万一の事故の際、当社は責任を負いかねますので、
後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
「お客様の安全をお守りするために、後部座席にお座りのお客様も、シートベルトをお締めください」
そうなんです。
ご機嫌な伝え方、話し方のベースとなるのは「相手目線」。
では、
なぜ相手目線で伝えるといいのでしょうか。
それは、
自分目線だと、「こちら側がそうなっては困る理由」を言うので、
「責任を負えない」などといったネガティブワードで伝えがちになり、
相手に伝わりはするでしょうが、相手側はあまり気持ち良くはない。
でも、相手目線なら、
「相手がそうなったらいいなと思う理由」を「お客様の安全を守るため」などの
ポジティブワードで伝えられて、相手側が気持ち良く行動に移してくれるのです。
これなら、お互いご機嫌な関係で いられますよね!
相手がどう感じるかをいつも意識した言葉を使えるって、
心が豊かになる気がしませんか。
このブログは、ご機嫌な話し方で
毎日をゴキゲンに過ごせる
とっておきの秘訣をお届けしています
ともちゃん先生より
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