タイで洞窟に閉じ込められた子供達の救出

 
増水が進むようなら、潜水による救出を決断しなければならないかも・・・
 
延長5㎞のエアホースが使えるとは思えませんが、携行するタンクを予備ボンベにして小型にするのとエア切れの予防になりますし、有線双方向マイク付きのフルフェースマスクで会話をしながら移動出来れば心理面も、少しは楽になるかと・・・しかし、大型コンプレッサーも必要になりますし、ホースが絡む危険もあるので、熟練のサポートが必要ですし、全ての命を守れるかと言われたら返事の出来ない救出活動になるでしょう。
 
現場では、一つでも多くの命を救える方法を選択するのが絶対条件、増水で見殺しになるなら全てを助けられない可能性があっても、責めを負う覚悟で短時間での決断を迫られます。
 
どのような決断であっても、どのような結果になっても、私は現場の決定を支持します。
 
これこそ、現場と現場以外での距離感の違い、「事件は現場で起きている」ということですから・・・。