今朝のバラエティ番組やニュース番組で入社式の模様が話題になっているようです。


たまたま、家族が観ていたバラエティ番組では

「昨今の景気回復を受け、リーマンショック以降入社式を自粛していた企業が入社式を復活」

なんて説明が行われていましたが・・・


この前までアンケートの結果から「景気回復の実感は無い」と報道しまくっていましたよね?


本来の中立性ある報道ならば、

「アンケートの結果では実感が無いと言われる景気回復ですが、このようなところで景気回復を実感します。」

と、報道すべきところでしょう?


だから、若年層は景気回復を実感しているわけだし、実際に景気回復していると実証されたわけでしょ?


確かに年金生活者からすれば物価があがり年金が増えなければ経済的にはマイナスの実感となるわけだが、少なくとも消費という経済活動を除けば、現実の経済活動で生産的に関わっているわけでは無いから、現実の景気回復を感じられないところにいるわけでしょ?


その人たちに景気回復の実感を訊くこと自体が間違いなのです。


少なくともデータを元に報道するのならば、自分たちに都合の良いデータではなく、間違いのないデータを使っていなければフェイクニュースと言われても仕方がないでしょう?


景気回復は実感ではなくデータで語らなければ、実感は後からしか湧いてこないですからねぇ・・・バブルだって実感が湧いたのは、「あの頃は良かったなぁ・・・」って、バブルがはじけてからでしょ?(笑)


景気回復の真っただ中にいると、それが当たり前で、比較することを忘れますから・・・メディアだって、それで痛い目を見たでしょ?(笑)