久々に時事話


景況感と相対的貧困


常にマスコミが取り上げていますが、そのアンケートでの質問が「どう感じるか?」


札束を布団代わりにしている人を除いて、何と比べて、何時と比べてとか具体的な数字も上げずに、闇雲に、どう感じますか?と、聞かれれば、「景気は良くなく、生活は苦しい」に行き着くのは当たり前でしょ?


だって、何の基準も設定しなければ、基準となるのは、自分の人生において最も良かった時が基準になりますから、それより良いなんて、滅多なことでは起こらないでしょ?


相対的貧困も、「標準的な暮らしが出来ているかどうか?」って、あまりにも大雑把な基準じゃありません?


親がパチンコに負けて生活苦しい家庭も、収入が少なくて苦しい家庭も一緒

親が浪費する家庭も節約している家庭も、子どもの暮らしが標準的かどうか?


少なくとも、収入ならいくら、地域による物価差等を考慮して基準を決めるべきじゃないですか?


スマホを持っていても、その使用料は様々で、一万円支払っている人と格安スマホの人も同じ扱いとなるのは納得できないのですよ。


少なくとも、貧困を問題にするならば、家庭としての節約度は揃える必要があるでしょうし、景況感を問うならば具体的な数字を提示して感じ方をきくべきでしょう?


あまりにもアバウトな質問に対する回答で世論を誘導するなど、労働裁量の基礎データの違いより酷いと思う私です。