福岡県の私立博多高校で起きた講師に対する生徒の暴行事件
こんな報道が出れば、我々の世代は体罰を受けていたので、体罰容認という話になりますよね?
尾木ママなどの専門家の方々は、当然、体罰は否定しますが、正当防衛権を行使すべきという意見を拝見しました。
体罰と正当防衛権(刑法では正当防衛とは言わず、緊急避難と規定されます。)の違いと効果は?
どのような形で正当防衛権を行使するのか、毅然とした態度で「君のやったことは法律違反なのだと説教?」
恐らく効果は薄いのではないでしょうか?
結局、重要なのは刑事政策の基本となる、人に対する抑止力だと思います。
自分のやった行為が如何に悪いことであり、犯罪となれば警察に逮捕される・・・体罰が禁止されている以上、本人に「やったらやられる」ということを認識させることが抑止力に繋がるのは、刑法の理念と、その運用を見れば明らかです。
体罰の良し悪しは別にして、その効果は「やったらやられる」ということを認識させられるということ。
それが禁止されている以上、本人に痛みを感じさせる方法を取らなければ抑止力にならないのは、やんちゃだった人なら理解できるでしょう。
暴力に慣れていない教師が、恐怖を乗り越えて諭すなんてことが出来るのは僅かの人しかいないはず・・・だから、ヤンキー先生や夜回り先生が高評価得られるわけで、そんな人たちが当たり前に存在していたら話題にもならないでしょ?(笑)
体罰が禁止されている以上、それに代わる具体的な抑止力を整備しなければ、教育現場の崩壊は止まらないと思います。
自分はやられないと確信しているからやるという大人が多数存在する中で、子供だけが違うなんて論理は通らないと思うのですがね。