古舘伊知郎氏が、テレビ番組の中で話していたのですが


永六輔さんのお別れの会の返礼品である藍染のタペストリーに染め抜かれていた言葉が印象的だったそうです。


「生きているということは誰かに借りを作ること、生きていくということは、その借りを返していくこと」


素敵な言葉だと思うし、人が謙虚に生きるために必要な言葉だと思いました。



受動的に生きている状況は、見えるか見えないかという状況の違いはあっても、何かしら他者の援助によって生きているということが支えられている。


能動的に生きていくことで、他者を支える側になる。


こんな理解で良いのかな?



先日自分が入院している状況を考えると、私の医療費の大半は、健康で保険を使わずにいる人の健康保険費と、国税による補填で賄われているのですから、それを当たり前のことだと思わずに、他者に助けてもらったと感謝するべきなのだと思います。


自分が生きていく上で、本来は全てが自己責任であり自己負担が原則であり、他者に負担をかけた分、自己の義務は増加し、自由が制限されるという権利義務関係を子供の頃から教育していないから、義務を果たさずに権利ばかりを主張する、謙虚さのかけらも無い美徳に欠ける日本人が増えているのではないかと思うこの頃・・・。