昨日の衆院補欠選挙で自民党公認候補と当選したら自民党所属となる議員が当選して自民二勝と騒ぐマスコミ


テレ朝のニュース、何言うかと思ってみていたら、

「都知事選の時とトーンを変えて小池都知事にすり寄る自民党」だと。


安倍総理も応援に入っているから、はた目には沿おう見えるのかね?


都知事選の時に敵に回ったのは、自民党の東京都連


都連と小池さんの喧嘩に距離を置いていたのは、安倍総理であったのは周知の事実


マスコミと関係なく、政治家側から見れば権力を握っている人間を失墜させるには、失態を犯してもらうのが一番、党本部が勝てる候補を求め一任されて敗北した責任は大きく、一気に発言権が失われていきます。


これで小池、安倍で選挙に勝てば、都連も発言権が弱まりますわな。


ま、推測の範疇ですが、政治家って、そのくらいのことは普通に考えているおのです。


福岡だって、久留米で鳩山さん弔い合戦となれば圧勝が予想出来ても地元の有力者が立候補をせがめば、無下にできませんから、県連で押しますから福岡出身の議員さんはお付き合いしないと建前が通りません、


建前上、党本部は分裂を煽りたくないですから、最小限で最大の効果を発揮できる応援にとどめて、F1と同じように自由競争で勝った方を自民党の議員として迎えますと、実力勝負をアピールして結果待ち


これで、党本部の発言力は強まりますよね?


多くのパターンを想定し被害を最小限度に抑えて、選考に勝つというのは、政治家の基本だし、それが出来なければ政治家として発言力を持てない。


自分が勝つのは基本中の基本で、どれだけ多くの当選者を生み出せるかが政治家の発言力の源…発言力無くして、自らの政治理念を叶えることは難しいのが事実


それが、当選回数であり、厳しい選挙戦での自身の勝利、知名度、他候補をどれだけ当選に導けるか・・・自らの理念を実現することができるのは、発言力、発信力の高さは重要なのです。


数は少なくても、元スポーツ選手や芸能人でも銀として力を発揮できる人がいるのは、高尚な政治理念や目的を持ち勉強を繰り返しながら、自分のメリット生かしている人がいるからです。


マスコミが報道しているような単純な背景でないことは、沢山ありますよ。


政治家や企業トップなどは、メンツの世界でもありますからね。


自分の役割、というか配役を果たすことも重要なわけです。


そう言えば、麻生副総理、少し悪役顔だもんなぁ・・・。(笑)